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#navi(SS集)
#br
* 作品 [#t9099ef5]
** 概要 [#o5cb021c]
|~作者 |書き込めない人 |
|~作品名 |長門さんとクールビズ |
|~カテゴリー|長門SS(一般)|
|~保管日 |2007-08-11 (土) 21:05:43 |
** 登場キャラ [#zd6cb949]
//////////
|~キョン |登場 |
|~キョンの妹|不登場 |
|~ハルヒ |登場 |
|~みくる |不登場 |
|~古泉一樹 |不登場 |
|~鶴屋さん |不登場 |
|~朝倉涼子 |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜 |不登場 |
|~思念体 |不登場 |
|~天蓋領域 |不登場 |
|~阪中 |不登場|
|~谷口 |不登場|
|~ミヨキチ |不登場 |
|~佐々木 |不登場 |
|~橘京子 |不登場 |
** SS [#o41bd26f]
//////////
#br
#setlinebreak(on)
だんだんと朝の気温が上がり、
1年で最も寝苦しい季節が到来を告げようとしているある日のこ...
太陽が時間外労働をした結果の様な暑苦しい空気の中、
5人の高校生が坂道を下っていた。
#br
……まぁ、言うまでも無いだろうがそれはSOS団の面々であり、
その中には残念なことに俺も含まれているらしい。
やれやれ……
#br
「それにしてもあっついわね……」
#br
そんな風に世の無常さを嘆く俺の横で、
暑苦しい奴が暑苦しいことを言い出す。
#br
「言うな。余計に暑くなる。
こういう時は嘘でも『涼しい』とか言うもんだ」
#br
「じゃあ、あんたは今涼しいわけ?」
#br
いや、まったく。
残念なことに夏の暑さを軽減するために作られたはずの夏服が、
予想以上に力を発揮していないせいか、今日も汗が止まらない。
#br
「ったく、夏服にしたって暑いじゃない!
どうせなら水着みたいな制服にすればいいのに……」
#br
それだと朝比奈さんへの視線が20倍増しになってしまう。
ただでさえ普段から目のやり場が困ると言うのに……
#br
「ちょっと、あんた!なに鼻の下伸ばしてんのよ!」
#br
「へんな誤解を受けるようなことを言うな。
俺の鼻の下は無精ひげくらいしか伸びないぞ」
#br
実はハルヒの指摘は少々当たっていなくもないが、
そこを認めてしまうと後ほど大変なことになる。
正直者が幸せになるとは限らないのがこの世の常だ。
せちがらいもんだな。
#br
「ふん、どうだか……」
#br
そう悪態をつきながらも俺の否定を真実と捉えたのか、
それ以上追求することなく、ハルヒはさっさと前を向いて歩き...
#br
やれやれ……水着なんて見られても困るもんでも……
特にお前らの見た目やスタイルなら問題は無いだろうに
#br
などとは口にせず、
俺は黙って下校することにした……
#br
#br
#br
#br
その翌日。
#br
俺はいつもの様にSOS団室に向っていた。
サボりたいのは山々だが、もしサボれば俺の明日は無いだろう。
具体的にはシャーペンの芯を背中に植林されたり、
喫茶店での奢りが強制されたり……
まぁ、幸せな目にはあわんだろうな。
#br
そう思いながら俺は扉をノックした。
#br
「……」
#br
ふむ、この『返事』が貰えるということは、
中にはきっと読書中の宇宙人が一人いるだけだろう。
ハルヒは職員室に用があるとか言っていたから遅れるのは知っ...
他の二人、特にあの麗しの先輩はまだだろうか……
#br
そんなことを考えながら、
とりあえず中に入ろうと思った俺は扉を開けた……
#br
#br
ガチャ……
#br
#br
「よぉ、長t……」
#br
#br
そう挨拶しながらドアを開けた俺は、
中の光景を一目見た瞬間……
#br
#br
……パタン
#br
#br
「……」
#br
これは俺の3点リーダだ。
本来ならこのドアの向こうにいる少女が多用するものだが、
今回ばかりは使用させてもらってもいいだろう。
#br
「よし、とりあえず落ち着くんだ俺」
#br
そう言って俺は一度開けてそのまま閉めてしまったドアを見た。
きっとさっきのは俺の幻覚だな。
そうだ、そうに違いない。
白昼夢なんて見ると言うことは俺も疲れてるのだろう。
#br
『どうかした?』
#br
目を覚ますために頭を振る俺に、
ドアの向こうから静かな声が聞こえてくる。
#br
「ん?あぁ、何でもない」
#br
そう、アレは何かの見間違いだ。
気にすることなんて無い。
それより長門も心配しているし、さっさとドアを開けるべきじ...
#br
そう思った俺はもう一度先ほどと同じ様にドアを開けた。
#br
#br
「よぉ、長t……」
#br
#br
そして先ほどと変わらぬ光景を見た俺の頭は、
完全に状況を理解することを諦めた……
#br
そんな俺に、目の前の文学少女は、
少しだけ心配そうな顔でもう一度聞いてくる。
#br
#br
「どうかした?」
#br
#br
……水着姿で……
#br
#br
#br
#br
「なんで……そんな格好して、る、んだ?」
#br
150秒ほどふわふわと飛んでいた理性を元に戻した俺は、
目のやり場に困りながら長門に突然の化粧直しについて聞いて...
#br
「昨日、涼宮ハルヒが言っていた様にしてみた」
#br
昨日?あぁ、あの訳の分からん戯言か。
要するにハルヒの冗談めいた一言を真に受けて、
普段着としても使っている制服を脱いで、
水着になったというわけか……
#br
「あまり体感温度に違いは感じられない。
むしろ布地の部分の体温が……」
#br
「冷静な分析はいいから、
とりあえず元の制服姿に戻った方がいいぞ」
#br
何となくこの後のオチがわかるからな。
#br
「この姿でも私には問題はない」
#br
「俺に問題があるんだよ」
#br
「あなたに?」
#br
あまりそんな目で見ないで貰いたい。
格好が格好だけに『良からぬ事』を考えそうになる。
#br
「?」
#br
「なんでもない」
#br
ただの妄想だ。
お前は知らなくてもいいことだ。
#br
「まぁ、なんだ。そういうのは海とかプールで着るもんだ。
こういう場所はそんな水着じゃなくて、制服を着るべきだろう」
#br
「でも朝比奈みくるは……」
#br
「あ、あれは第2の制服みたいなもので……」
#br
「ではウサギを模した……」
#br
「あれは制服じゃないから先生に怒られてただろ」
#br
「それなら……」
#br
わかった、反論は後で好きなだけ聞いてやるから、
とりあえず今は制服を着てくれないか?
俺の目の保養になるのはありがたいのだが、
誰かに見られるのは非常にまずいからな……
#br
その俺の嘆願に、長門はいつものようにこう言った。
#br
#br
「わかった」
#br
#br
「そうか、助かるよ……」
#br
安堵のため息と共にそう答えた俺は、
机の上に脱ぎ捨ててあった長門の制服を渡してやろうとした。
#br
その瞬間、視界の外から物静かな声が聞こえてきた……
#br
#br
「まずは下着……」
#br
#br
その言葉に驚いた俺が視線を向けると、
そこにはトップレスになりつつある長門の姿があt……
#br
#br
#br
「やっほー!みんなもう来てる〜!?」
#br
#br
#br
#br
#br
3分後、一人の男子高校生が、
顔の形が変わる一歩手前までフルボッコにされたというのはま...
#br
#br
「ちょ、待て!俺は何も!!」
#br
「なにしてんのよっ!!こぉの、エロキョンッ!!」
#br
「いや、だから何も゛ッ!?」
//////////
#setlinebreak(default)
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終了行:
#navi(SS集)
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* 作品 [#t9099ef5]
** 概要 [#o5cb021c]
|~作者 |書き込めない人 |
|~作品名 |長門さんとクールビズ |
|~カテゴリー|長門SS(一般)|
|~保管日 |2007-08-11 (土) 21:05:43 |
** 登場キャラ [#zd6cb949]
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|~キョン |登場 |
|~キョンの妹|不登場 |
|~ハルヒ |登場 |
|~みくる |不登場 |
|~古泉一樹 |不登場 |
|~鶴屋さん |不登場 |
|~朝倉涼子 |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜 |不登場 |
|~思念体 |不登場 |
|~天蓋領域 |不登場 |
|~阪中 |不登場|
|~谷口 |不登場|
|~ミヨキチ |不登場 |
|~佐々木 |不登場 |
|~橘京子 |不登場 |
** SS [#o41bd26f]
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#setlinebreak(on)
だんだんと朝の気温が上がり、
1年で最も寝苦しい季節が到来を告げようとしているある日のこ...
太陽が時間外労働をした結果の様な暑苦しい空気の中、
5人の高校生が坂道を下っていた。
#br
……まぁ、言うまでも無いだろうがそれはSOS団の面々であり、
その中には残念なことに俺も含まれているらしい。
やれやれ……
#br
「それにしてもあっついわね……」
#br
そんな風に世の無常さを嘆く俺の横で、
暑苦しい奴が暑苦しいことを言い出す。
#br
「言うな。余計に暑くなる。
こういう時は嘘でも『涼しい』とか言うもんだ」
#br
「じゃあ、あんたは今涼しいわけ?」
#br
いや、まったく。
残念なことに夏の暑さを軽減するために作られたはずの夏服が、
予想以上に力を発揮していないせいか、今日も汗が止まらない。
#br
「ったく、夏服にしたって暑いじゃない!
どうせなら水着みたいな制服にすればいいのに……」
#br
それだと朝比奈さんへの視線が20倍増しになってしまう。
ただでさえ普段から目のやり場が困ると言うのに……
#br
「ちょっと、あんた!なに鼻の下伸ばしてんのよ!」
#br
「へんな誤解を受けるようなことを言うな。
俺の鼻の下は無精ひげくらいしか伸びないぞ」
#br
実はハルヒの指摘は少々当たっていなくもないが、
そこを認めてしまうと後ほど大変なことになる。
正直者が幸せになるとは限らないのがこの世の常だ。
せちがらいもんだな。
#br
「ふん、どうだか……」
#br
そう悪態をつきながらも俺の否定を真実と捉えたのか、
それ以上追求することなく、ハルヒはさっさと前を向いて歩き...
#br
やれやれ……水着なんて見られても困るもんでも……
特にお前らの見た目やスタイルなら問題は無いだろうに
#br
などとは口にせず、
俺は黙って下校することにした……
#br
#br
#br
#br
その翌日。
#br
俺はいつもの様にSOS団室に向っていた。
サボりたいのは山々だが、もしサボれば俺の明日は無いだろう。
具体的にはシャーペンの芯を背中に植林されたり、
喫茶店での奢りが強制されたり……
まぁ、幸せな目にはあわんだろうな。
#br
そう思いながら俺は扉をノックした。
#br
「……」
#br
ふむ、この『返事』が貰えるということは、
中にはきっと読書中の宇宙人が一人いるだけだろう。
ハルヒは職員室に用があるとか言っていたから遅れるのは知っ...
他の二人、特にあの麗しの先輩はまだだろうか……
#br
そんなことを考えながら、
とりあえず中に入ろうと思った俺は扉を開けた……
#br
#br
ガチャ……
#br
#br
「よぉ、長t……」
#br
#br
そう挨拶しながらドアを開けた俺は、
中の光景を一目見た瞬間……
#br
#br
……パタン
#br
#br
「……」
#br
これは俺の3点リーダだ。
本来ならこのドアの向こうにいる少女が多用するものだが、
今回ばかりは使用させてもらってもいいだろう。
#br
「よし、とりあえず落ち着くんだ俺」
#br
そう言って俺は一度開けてそのまま閉めてしまったドアを見た。
きっとさっきのは俺の幻覚だな。
そうだ、そうに違いない。
白昼夢なんて見ると言うことは俺も疲れてるのだろう。
#br
『どうかした?』
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目を覚ますために頭を振る俺に、
ドアの向こうから静かな声が聞こえてくる。
#br
「ん?あぁ、何でもない」
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そう、アレは何かの見間違いだ。
気にすることなんて無い。
それより長門も心配しているし、さっさとドアを開けるべきじ...
#br
そう思った俺はもう一度先ほどと同じ様にドアを開けた。
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「よぉ、長t……」
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#br
そして先ほどと変わらぬ光景を見た俺の頭は、
完全に状況を理解することを諦めた……
#br
そんな俺に、目の前の文学少女は、
少しだけ心配そうな顔でもう一度聞いてくる。
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#br
「どうかした?」
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#br
……水着姿で……
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「なんで……そんな格好して、る、んだ?」
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150秒ほどふわふわと飛んでいた理性を元に戻した俺は、
目のやり場に困りながら長門に突然の化粧直しについて聞いて...
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「昨日、涼宮ハルヒが言っていた様にしてみた」
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昨日?あぁ、あの訳の分からん戯言か。
要するにハルヒの冗談めいた一言を真に受けて、
普段着としても使っている制服を脱いで、
水着になったというわけか……
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「あまり体感温度に違いは感じられない。
むしろ布地の部分の体温が……」
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「冷静な分析はいいから、
とりあえず元の制服姿に戻った方がいいぞ」
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何となくこの後のオチがわかるからな。
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「この姿でも私には問題はない」
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「俺に問題があるんだよ」
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「あなたに?」
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あまりそんな目で見ないで貰いたい。
格好が格好だけに『良からぬ事』を考えそうになる。
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「?」
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「なんでもない」
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ただの妄想だ。
お前は知らなくてもいいことだ。
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「まぁ、なんだ。そういうのは海とかプールで着るもんだ。
こういう場所はそんな水着じゃなくて、制服を着るべきだろう」
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「でも朝比奈みくるは……」
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「あ、あれは第2の制服みたいなもので……」
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「ではウサギを模した……」
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「あれは制服じゃないから先生に怒られてただろ」
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「それなら……」
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わかった、反論は後で好きなだけ聞いてやるから、
とりあえず今は制服を着てくれないか?
俺の目の保養になるのはありがたいのだが、
誰かに見られるのは非常にまずいからな……
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その俺の嘆願に、長門はいつものようにこう言った。
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#br
「わかった」
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「そうか、助かるよ……」
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安堵のため息と共にそう答えた俺は、
机の上に脱ぎ捨ててあった長門の制服を渡してやろうとした。
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その瞬間、視界の外から物静かな声が聞こえてきた……
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#br
「まずは下着……」
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その言葉に驚いた俺が視線を向けると、
そこにはトップレスになりつつある長門の姿があt……
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「やっほー!みんなもう来てる〜!?」
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3分後、一人の男子高校生が、
顔の形が変わる一歩手前までフルボッコにされたというのはま...
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「ちょ、待て!俺は何も!!」
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「なにしてんのよっ!!こぉの、エロキョンッ!!」
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「いや、だから何も゛ッ!?」
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