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SS集/689
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開始行:
#navi(SS集)
#br
* 作品 [#p3ba0b52]
** 概要 [#q3b11b30]
|~作者 |駄文soccer |
|~作品名 |静止した闇の中で |
|~カテゴリー|長門SS(一般)|
|~保管日 |2007-04-21 (土) 06:49:51 |
** 登場キャラ [#d5db9d40]
//////////
|~キョン |不登場 |
|~キョンの妹|不登場 |
|~ハルヒ |不登場 |
|~みくる |不登場 |
|~古泉一樹 |不登場 |
|~鶴屋さん |不登場 |
|~朝倉涼子 |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜 |不登場 |
|~思念体 |不登場 |
|~天蓋領域 |不登場 |
|~阪中 |不登場|
|~谷口 |不登場|
|~ミヨキチ |不登場 |
|~佐々木 |不登場 |
|~橘京子 |不登場 |
** SS [#k1f088bf]
//////////
#br
#setlinebreak(on)
#br
長門が夜に行き成り「会いたい」って電話してきた。
断る理由なんて無い。
しかし夜に会いたい何ていわれると・・・。
おっと。妄想が走ってしまった。
いかん。いかん。
取りあえず長門のマンションへと向かう。
もう慣れたもので直に708号室の前だ。
「長門、入るぞー」
「・・・入って」
お言葉に甘えるとする。
玄関先で俺を向かえたのはいつもと同じ制服姿の長門だ。
ある意味落ち着く。
コイツが下手に着飾ったりされた日には俺の理性がどうにかな...
取りあえず部屋に上がった俺。
「用件は何だ? 何か事件か?」
万が一という事もある。予め心の準備は必要である。
「・・・。用件というほどの事ではない。貴方とゆっくりと話...
・・・・・・。
つい良い方向へ考えてしまう・・・。
ゆっくり話したい・・・。まるで恋人同士じゃないか。
悪く無いかもな・・・。って何を考えてるんだ。
長門がそんな事を考えてるはず無いじゃないか・・・。
話したい。そう言った割には話題が無いのか長門からは話しか...
仕方なく俺から当たり障りの無い話題を振る。
と、その時。
部屋に暗闇が訪れた。
「停電か・・・」
急な事に驚く俺。
だが本当に驚くのはこれからだった・・・。
#br
まず突然手に触れる優しい感触・・・。
長門の手だ。
小さくてだが確かな温もりを感じる・・・。
俺の手をぎゅっと握ってくる。
ひょっとして怖いのだろうか?
「長門?」
次には俺の肩に寄りかかってくる・・・。
肩に感じる重み・・・。
そしてほのかないい香り・・・。
だんだん理性がおかしくなってくる・・・。
「長門? 怖いのか? だんだん俺に近づいてきているようだ...
だんだん暗闇に慣れ薄っすらと見えてきた。
・・・・・・。目の前に目を閉じた長門の顔があった。
ひょっとしてこれは・・・。
「キスして」ですか?
いや、まてこんな暗闇に乗じて勢いだけでそんな事をしては・...
それより何で長門はさっきから黙っているんだ?
俺に何をして欲しいんだ・・・。
俺と長門は暫く見つめ合い・・・(長門は目を閉じているが)
どのくらいそうしていただろうか。
暗い部屋で密着。目の前で目を瞑り待ち続け一言も話さない長...
俺の精神はもう限界に近かった・・・。
突然目に差し込む光・・・。
思わず目を閉じてしまった。
・・・・・。
明るさになれ目を開けると・・・。
長門は元の位置に戻っていた。
・・・・・・。
何処か怒っているように見えるのは気のせいだろうか?
時計を見るともういい時間だった。
「悪い、長門。 そろそろ帰らないと・・・。今度またゆっく...
「・・・。そう。気をつけて」
俺は長門に見送られマンションを後にした・・・。
#br
#br
#br
#br
#br
#br
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#br
結果。
作戦は失敗に終わった。
二人きりの状況を作り出し意図的に停電を起こす。
その状況で徐々に近づき目の前に迫る。
それでも彼は何もしなかった。
何も出来なかったのかは分らない。
結論。
彼は思ったより意気地なし・・・。
ちょっと残念。
今度はもっと上手くやってみよう
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#setlinebreak(default)
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終了行:
#navi(SS集)
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* 作品 [#p3ba0b52]
** 概要 [#q3b11b30]
|~作者 |駄文soccer |
|~作品名 |静止した闇の中で |
|~カテゴリー|長門SS(一般)|
|~保管日 |2007-04-21 (土) 06:49:51 |
** 登場キャラ [#d5db9d40]
//////////
|~キョン |不登場 |
|~キョンの妹|不登場 |
|~ハルヒ |不登場 |
|~みくる |不登場 |
|~古泉一樹 |不登場 |
|~鶴屋さん |不登場 |
|~朝倉涼子 |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜 |不登場 |
|~思念体 |不登場 |
|~天蓋領域 |不登場 |
|~阪中 |不登場|
|~谷口 |不登場|
|~ミヨキチ |不登場 |
|~佐々木 |不登場 |
|~橘京子 |不登場 |
** SS [#k1f088bf]
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#setlinebreak(on)
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長門が夜に行き成り「会いたい」って電話してきた。
断る理由なんて無い。
しかし夜に会いたい何ていわれると・・・。
おっと。妄想が走ってしまった。
いかん。いかん。
取りあえず長門のマンションへと向かう。
もう慣れたもので直に708号室の前だ。
「長門、入るぞー」
「・・・入って」
お言葉に甘えるとする。
玄関先で俺を向かえたのはいつもと同じ制服姿の長門だ。
ある意味落ち着く。
コイツが下手に着飾ったりされた日には俺の理性がどうにかな...
取りあえず部屋に上がった俺。
「用件は何だ? 何か事件か?」
万が一という事もある。予め心の準備は必要である。
「・・・。用件というほどの事ではない。貴方とゆっくりと話...
・・・・・・。
つい良い方向へ考えてしまう・・・。
ゆっくり話したい・・・。まるで恋人同士じゃないか。
悪く無いかもな・・・。って何を考えてるんだ。
長門がそんな事を考えてるはず無いじゃないか・・・。
話したい。そう言った割には話題が無いのか長門からは話しか...
仕方なく俺から当たり障りの無い話題を振る。
と、その時。
部屋に暗闇が訪れた。
「停電か・・・」
急な事に驚く俺。
だが本当に驚くのはこれからだった・・・。
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まず突然手に触れる優しい感触・・・。
長門の手だ。
小さくてだが確かな温もりを感じる・・・。
俺の手をぎゅっと握ってくる。
ひょっとして怖いのだろうか?
「長門?」
次には俺の肩に寄りかかってくる・・・。
肩に感じる重み・・・。
そしてほのかないい香り・・・。
だんだん理性がおかしくなってくる・・・。
「長門? 怖いのか? だんだん俺に近づいてきているようだ...
だんだん暗闇に慣れ薄っすらと見えてきた。
・・・・・・。目の前に目を閉じた長門の顔があった。
ひょっとしてこれは・・・。
「キスして」ですか?
いや、まてこんな暗闇に乗じて勢いだけでそんな事をしては・...
それより何で長門はさっきから黙っているんだ?
俺に何をして欲しいんだ・・・。
俺と長門は暫く見つめ合い・・・(長門は目を閉じているが)
どのくらいそうしていただろうか。
暗い部屋で密着。目の前で目を瞑り待ち続け一言も話さない長...
俺の精神はもう限界に近かった・・・。
突然目に差し込む光・・・。
思わず目を閉じてしまった。
・・・・・。
明るさになれ目を開けると・・・。
長門は元の位置に戻っていた。
・・・・・・。
何処か怒っているように見えるのは気のせいだろうか?
時計を見るともういい時間だった。
「悪い、長門。 そろそろ帰らないと・・・。今度またゆっく...
「・・・。そう。気をつけて」
俺は長門に見送られマンションを後にした・・・。
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結果。
作戦は失敗に終わった。
二人きりの状況を作り出し意図的に停電を起こす。
その状況で徐々に近づき目の前に迫る。
それでも彼は何もしなかった。
何も出来なかったのかは分らない。
結論。
彼は思ったより意気地なし・・・。
ちょっと残念。
今度はもっと上手くやってみよう
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