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SS集/556
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#navi(SS集)
#br
* 作品 [#h9763cfc]
** 概要 [#s3dfc61e]
|~作者 |七原 |
|~作品名 |closed sanctuary 第十一話 |
|~カテゴリー|その他|
|~保管日 |2007-03-02 (金) 15:06:18 |
** 登場キャラ [#eca10b56]
//////////
|~キョン |不登場 |
|~キョンの妹|不登場 |
|~ハルヒ |不登場 |
|~みくる |不登場 |
|~古泉一樹 |不登場 |
|~鶴屋さん |不登場 |
|~朝倉涼子 |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜 |不登場 |
|~思念体 |不登場 |
|~天蓋領域 |不登場 |
|~阪中 |不登場|
|~谷口 |不登場|
|~ミヨキチ |不登場 |
|~佐々木 |不登場 |
|~橘京子 |不登場 |
** SS [#dfaba442]
//////////
#br
#setlinebreak(on)
勉強の過程など詳細に描写してもあまり意味など無いだろう...
そして、月曜日。
金曜と同じようにマンションの前で長門が待ち受けて居るか...
別に何が有るというわけでもないが、何時も通りの朝だな。
違いが有るとすれば、テスト前で今日から短縮授業って程度...
そうそう、言い忘れていたが昨日から月が変わっている、だ...
明日も短縮授業で、テスト期間は4日から6日。駆け足なこ...
俺の苦手科目の理数系科目は6日なので、多分俺は五日の夕...
俺は一時間目の後の休み時間にちょっと6組まで足を伸ばし...
「……そう」
長門は少し残念そうな雰囲気だったが、相変わらずの無表情...
すまないな、長門。
「いい、一人でやる」
「そういや、お前の試験勉強は?」
「……」
「お前も一緒にやるか?」
「……良い、わたしは携帯で人探しを続ける」
「そっか、ああ、場所が無いなら文芸部室は使っていいぞ、職...
「分かった」
「んじゃ、またな」
「……」
本日の俺と長門の会話、これで終了。
……だったはずだが、俺は本日もう一度長門を見る機会が有っ...
「すっげえなあ」
待機中のその時間、隣に居た谷口がポツリとそんな感想を漏...
誰のことを言っているかと言えば、長門有希のことである。...
今日は男女ともバスケットボールをやっているんだが、長門...
試合が終わった、と思ったら、長門はあっという間に女子達...
もっとも、当の長門はそんなことには何の関心も無いみたい...
しかし長門よ、何も言わないだけじゃ連中も引き下がってく...
入部届け? ああ、そう言えば、そんなことも考えていたよ...
駄目だな、慌しすぎて忘れていることが多すぎだ。
「ねえ、みんな、そのあたりにしておいたら? 長門さんも困...
長門はぼけーっと突っ立っているだけだったが、何時の間に...
しかし長門はといえば、そんな朝倉に反応することも例を言...
朝倉も良くこんな奴と友人をやってられるよな、どこで出会...
「キョン、俺達の出番だぞ」
「あ、ああ」
何となく女子達を目で追っていた俺は、隣に居た谷口に促さ...
#br
#br
俺の運動神経が大したものじゃないことなんて、語る必要も...
「そういやさ」
帰宅後、俺は朝倉の家で苦手な科学のテスト勉強に取り掛か...
「何?」
お茶を用意していた朝倉は、ティーポットをコタツに置きつ...
「長門のことなんだけどさ、あいつ、成績とかはどうなんだ?」
「ああ、長門さんね。あの子すっごく優秀よ」
「ふうん……」
「そう言えば、長門さんが勉強をしているところって見たこと...
「同じ学校だったのか?」
「小学校の5、6年の時ね。……はい、お茶」
「ん、ありがとよ」
なるほど、その時期か。
幼馴染で、学校も殆どずっと一緒だった俺達が、たまたま違...
俺だって、そのくらいのことは分かるさ。俺は、こいつに世...
「親の仕事の都合だったんじゃないかしら。詳しいことは知ら...
「それから三年と何ヶ月かたって、たまたまこっちに引っ越し...
「そういうことになるわね。あ、キョンくんそこ間違っている」
「あ……」
「相変わらず科学は苦手よねえ、あんなにSF小説とか読んでい...
「SFと科学に直接の関係は無いだろ」
「そういうものなの? まあ良いわ、一休み終わったら今度は...
「分かったよ」
俺は家庭教師としての使命に燃えている朝倉を止めることは...
#br
#br
それから週末まで、俺は勉強とテストの繰り返しの毎日だっ...
そんな時期だったから、長門とはあんまり話しをしていない...
そうそう、先週末に買ったノートパソコンに着いてだが、と...
そして、金曜日の放課後。
テスト最終日、ノートパソコンを持ってきていた俺は、一週...
職員室まで鍵を借りに行った俺は、そこで、鍵が既に借りら...
こんな日まで人探し続行中か、もしかしたら、テスト期間中...
「ようっ」
「……」
部室の扉を開ける俺、無言の長門。携帯のボタンを押した直...
「調子はどうだ?」
「駄目、誰も見つからない」
「そっか。……ん、結構進んだみたいだな」
「これで市内の分は終わり」
どうやら、ジャストタイミングだったみたいだな。
「そっか……、これからどうするんだ?」
「……他の場所の電話帳を入手したい。ただし、私の家宛てだと」
「ああ、分かった、俺の家宛で良いよ。……そうだな、ちょっと...
お隣の部屋の中から人の声がしたから、誰かしら居るんだろ...
「……」
無言で首を僅かに動かす長門。
どうやら、了承してくれたらしい。
しかし、どうしてこいつは……、いや、まあ、良いか。俺とし...
これも、やがて長門の存在と共に俺の前から消えていくよう...
#br
#br
closed sanctuary 第十二話へ続く
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#setlinebreak(default)
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終了行:
#navi(SS集)
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* 作品 [#h9763cfc]
** 概要 [#s3dfc61e]
|~作者 |七原 |
|~作品名 |closed sanctuary 第十一話 |
|~カテゴリー|その他|
|~保管日 |2007-03-02 (金) 15:06:18 |
** 登場キャラ [#eca10b56]
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|~キョン |不登場 |
|~キョンの妹|不登場 |
|~ハルヒ |不登場 |
|~みくる |不登場 |
|~古泉一樹 |不登場 |
|~鶴屋さん |不登場 |
|~朝倉涼子 |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜 |不登場 |
|~思念体 |不登場 |
|~天蓋領域 |不登場 |
|~阪中 |不登場|
|~谷口 |不登場|
|~ミヨキチ |不登場 |
|~佐々木 |不登場 |
|~橘京子 |不登場 |
** SS [#dfaba442]
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勉強の過程など詳細に描写してもあまり意味など無いだろう...
そして、月曜日。
金曜と同じようにマンションの前で長門が待ち受けて居るか...
別に何が有るというわけでもないが、何時も通りの朝だな。
違いが有るとすれば、テスト前で今日から短縮授業って程度...
そうそう、言い忘れていたが昨日から月が変わっている、だ...
明日も短縮授業で、テスト期間は4日から6日。駆け足なこ...
俺の苦手科目の理数系科目は6日なので、多分俺は五日の夕...
俺は一時間目の後の休み時間にちょっと6組まで足を伸ばし...
「……そう」
長門は少し残念そうな雰囲気だったが、相変わらずの無表情...
すまないな、長門。
「いい、一人でやる」
「そういや、お前の試験勉強は?」
「……」
「お前も一緒にやるか?」
「……良い、わたしは携帯で人探しを続ける」
「そっか、ああ、場所が無いなら文芸部室は使っていいぞ、職...
「分かった」
「んじゃ、またな」
「……」
本日の俺と長門の会話、これで終了。
……だったはずだが、俺は本日もう一度長門を見る機会が有っ...
「すっげえなあ」
待機中のその時間、隣に居た谷口がポツリとそんな感想を漏...
誰のことを言っているかと言えば、長門有希のことである。...
今日は男女ともバスケットボールをやっているんだが、長門...
試合が終わった、と思ったら、長門はあっという間に女子達...
もっとも、当の長門はそんなことには何の関心も無いみたい...
しかし長門よ、何も言わないだけじゃ連中も引き下がってく...
入部届け? ああ、そう言えば、そんなことも考えていたよ...
駄目だな、慌しすぎて忘れていることが多すぎだ。
「ねえ、みんな、そのあたりにしておいたら? 長門さんも困...
長門はぼけーっと突っ立っているだけだったが、何時の間に...
しかし長門はといえば、そんな朝倉に反応することも例を言...
朝倉も良くこんな奴と友人をやってられるよな、どこで出会...
「キョン、俺達の出番だぞ」
「あ、ああ」
何となく女子達を目で追っていた俺は、隣に居た谷口に促さ...
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俺の運動神経が大したものじゃないことなんて、語る必要も...
「そういやさ」
帰宅後、俺は朝倉の家で苦手な科学のテスト勉強に取り掛か...
「何?」
お茶を用意していた朝倉は、ティーポットをコタツに置きつ...
「長門のことなんだけどさ、あいつ、成績とかはどうなんだ?」
「ああ、長門さんね。あの子すっごく優秀よ」
「ふうん……」
「そう言えば、長門さんが勉強をしているところって見たこと...
「同じ学校だったのか?」
「小学校の5、6年の時ね。……はい、お茶」
「ん、ありがとよ」
なるほど、その時期か。
幼馴染で、学校も殆どずっと一緒だった俺達が、たまたま違...
俺だって、そのくらいのことは分かるさ。俺は、こいつに世...
「親の仕事の都合だったんじゃないかしら。詳しいことは知ら...
「それから三年と何ヶ月かたって、たまたまこっちに引っ越し...
「そういうことになるわね。あ、キョンくんそこ間違っている」
「あ……」
「相変わらず科学は苦手よねえ、あんなにSF小説とか読んでい...
「SFと科学に直接の関係は無いだろ」
「そういうものなの? まあ良いわ、一休み終わったら今度は...
「分かったよ」
俺は家庭教師としての使命に燃えている朝倉を止めることは...
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それから週末まで、俺は勉強とテストの繰り返しの毎日だっ...
そんな時期だったから、長門とはあんまり話しをしていない...
そうそう、先週末に買ったノートパソコンに着いてだが、と...
そして、金曜日の放課後。
テスト最終日、ノートパソコンを持ってきていた俺は、一週...
職員室まで鍵を借りに行った俺は、そこで、鍵が既に借りら...
こんな日まで人探し続行中か、もしかしたら、テスト期間中...
「ようっ」
「……」
部室の扉を開ける俺、無言の長門。携帯のボタンを押した直...
「調子はどうだ?」
「駄目、誰も見つからない」
「そっか。……ん、結構進んだみたいだな」
「これで市内の分は終わり」
どうやら、ジャストタイミングだったみたいだな。
「そっか……、これからどうするんだ?」
「……他の場所の電話帳を入手したい。ただし、私の家宛てだと」
「ああ、分かった、俺の家宛で良いよ。……そうだな、ちょっと...
お隣の部屋の中から人の声がしたから、誰かしら居るんだろ...
「……」
無言で首を僅かに動かす長門。
どうやら、了承してくれたらしい。
しかし、どうしてこいつは……、いや、まあ、良いか。俺とし...
これも、やがて長門の存在と共に俺の前から消えていくよう...
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closed sanctuary 第十二話へ続く
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