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SS集/232
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開始行:
#navi(SS集)
#br
* 作品 [#p980c5c9]
** 概要 [#z26c4a42]
|~作者 |nanashi |
|~作品名 |長門と一夜13 |
|~カテゴリー|長門SS(一般)|
|~保管日 |2006-08-28 (月) 23:43:27 |
** 登場キャラ [#ecd6936d]
//////////
|~キョン |登場 |
|~キョンの妹|不登場 |
|~ハルヒ |不登場 |
|~みくる |不登場 |
|~古泉一樹 |不登場 |
|~鶴屋さん |不登場 |
|~朝倉涼子 |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜 |不登場 |
|~思念体 |不登場 |
|~天蓋領域 |不登場 |
|~阪中 |不登場|
|~谷口 |不登場|
|~ミヨキチ |不登場 |
|~佐々木 |不登場 |
|~橘京子 |不登場 |
** SS [#hf82433d]
//////////
#br
#setlinebreak(on)
「すぅ〜すぅ〜」
長門の寝息が耳から5cm位離れて聞こえる。
いや待て。長門は寝返りをうったからこっちに長門の寝息が聞...
今寝ている布団は1人用。寝返るスペースはない。
つまり長門が意図的に反転して俺の背中を見ていることになる。
考えられることは一つ。まだ長門は起きている。
「おい、長門起きてるんだろ?」
「…………」
返事はない。
「長門。悪ふざけか?なんで俺の耳元で寝息をたてるんだ?」
「…………」
「それ以上俺に寝息かけると俺は布団から出てくぞ」
「……だめ」
ほら、やっぱり起きてやがった。
俺は反転して長門の方を振り向く。
暗いのでよくわからないが長門は目を開けているようだった。
「長門……何でこんなことするんだ?寝られなくなるじゃないか」
長門は喋らない。
「とにかく背を向けて寝るぞ。振り向くのはなしな」
そう言って俺はまた反転しようとする。~
長門は俺の着ているパジャマの裾を引っ張りこう言った。~
「なぜ?」~
なぜって……俺の理性がなくなるからだよ。もう理性はベルリン...
「私はあなたと向き合いながら眠りたい」
そう言うこというから、ほらまたヒビが……。
長門の顔が突然悲しげになった。勿論暗いのでよくわからない...
「あなたは涼宮ハルヒのものになる」~
唐突に何言い出すんだ長門は。
俺がハルヒのものになる?冗談じゃない。天地がひっくり返っ...
「それでもあなたは涼宮ハルヒと結ばれる。これは既定事項」^
予言されてしまった。~
「私という個体も涼宮ハルヒの観察が終了すれば情報統合思念...
長門は続ける。
「私とあなたが結ばれる可能性は涼宮ハルヒと比べ低い。もし...
長門の顔が悲壮感に満ちている。
「わたしに既定事項を変えることは不可能」
長門は俺の手を掴み呟いた。
「だから……今だけはこうしていて欲しい」
//////////
#setlinebreak(default)
#br
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終了行:
#navi(SS集)
#br
* 作品 [#p980c5c9]
** 概要 [#z26c4a42]
|~作者 |nanashi |
|~作品名 |長門と一夜13 |
|~カテゴリー|長門SS(一般)|
|~保管日 |2006-08-28 (月) 23:43:27 |
** 登場キャラ [#ecd6936d]
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|~キョン |登場 |
|~キョンの妹|不登場 |
|~ハルヒ |不登場 |
|~みくる |不登場 |
|~古泉一樹 |不登場 |
|~鶴屋さん |不登場 |
|~朝倉涼子 |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜 |不登場 |
|~思念体 |不登場 |
|~天蓋領域 |不登場 |
|~阪中 |不登場|
|~谷口 |不登場|
|~ミヨキチ |不登場 |
|~佐々木 |不登場 |
|~橘京子 |不登場 |
** SS [#hf82433d]
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#br
#setlinebreak(on)
「すぅ〜すぅ〜」
長門の寝息が耳から5cm位離れて聞こえる。
いや待て。長門は寝返りをうったからこっちに長門の寝息が聞...
今寝ている布団は1人用。寝返るスペースはない。
つまり長門が意図的に反転して俺の背中を見ていることになる。
考えられることは一つ。まだ長門は起きている。
「おい、長門起きてるんだろ?」
「…………」
返事はない。
「長門。悪ふざけか?なんで俺の耳元で寝息をたてるんだ?」
「…………」
「それ以上俺に寝息かけると俺は布団から出てくぞ」
「……だめ」
ほら、やっぱり起きてやがった。
俺は反転して長門の方を振り向く。
暗いのでよくわからないが長門は目を開けているようだった。
「長門……何でこんなことするんだ?寝られなくなるじゃないか」
長門は喋らない。
「とにかく背を向けて寝るぞ。振り向くのはなしな」
そう言って俺はまた反転しようとする。~
長門は俺の着ているパジャマの裾を引っ張りこう言った。~
「なぜ?」~
なぜって……俺の理性がなくなるからだよ。もう理性はベルリン...
「私はあなたと向き合いながら眠りたい」
そう言うこというから、ほらまたヒビが……。
長門の顔が突然悲しげになった。勿論暗いのでよくわからない...
「あなたは涼宮ハルヒのものになる」~
唐突に何言い出すんだ長門は。
俺がハルヒのものになる?冗談じゃない。天地がひっくり返っ...
「それでもあなたは涼宮ハルヒと結ばれる。これは既定事項」^
予言されてしまった。~
「私という個体も涼宮ハルヒの観察が終了すれば情報統合思念...
長門は続ける。
「私とあなたが結ばれる可能性は涼宮ハルヒと比べ低い。もし...
長門の顔が悲壮感に満ちている。
「わたしに既定事項を変えることは不可能」
長門は俺の手を掴み呟いた。
「だから……今だけはこうしていて欲しい」
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#setlinebreak(default)
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