#navi(SS集)

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* 作品 [#h8c90b59]

** 概要 [#jb9ff24b]

|~作者      |富士恵那  |
|~作品名    |二人の宇宙人 |
|~カテゴリー|長門SS(一般)|
|~保管日    |2007-07-15 (日) 14:07:15   |

** 登場キャラ [#ve17fad0]

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|~キョン    |不登場    |
|~キョンの妹|不登場  |
|~ハルヒ    |不登場  |
|~みくる    |不登場  |
|~古泉一樹  |不登場 |
|~鶴屋さん  |不登場 |
|~朝倉涼子  |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜  |不登場   |
|~思念体    |不登場  |
|~天蓋領域  |不登場  |
|~阪中      |不登場|
|~谷口      |不登場|
|~ミヨキチ  |不登場    |
|~佐々木    |不登場  |
|~橘京子    |不登場   |

** SS [#b5477423]

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#setlinebreak(on)

情報統合思念体と天蓋領域との間に友好関係が成立した。
それは、長門有希と周防九曜との関係にも変化をもたらした。
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長門のマンションの505号室に引っ越してきた九曜。
ある日の夕方。
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ぴんぽーん。
「……私」
「―――」
受話器を置き、玄関のドアを静かに開ける九曜。
そこには両手で鍋を持つ長門の姿があった。
「……おでん……食べる?」
「―――」
九曜は何も言わずに部屋の奥へ消えていく。
後に続く長門。
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鍋を挟んで向かい合う長門と九曜。
静かな食事が始まる。
「………」
「―――」
旺盛な食欲で黙々と箸を進める長門と九曜。
「…おいしい?」
「―――具材が――豊富―――風味が………良好」
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大量のおでんをあっという間に平らげた長門と九曜。
空になった鍋を抱え、長門が立ち上がる。
「………明日は、カレーライス」
「―――」
長門が玄関に向かおうとした時、九曜が静かに口を開いた。
「―――お風呂」
「………」
「―――お風呂―――沸いている―――温度が………適当」
「………そこは、いい湯加減と言うべき」
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裕福な家庭向けの高級マンション。
湯船は、小柄な二人が並んで浸かるには十分な大きさだった。
「………」
「―――」
長門の胸をじっと見つめる九曜。
「………何?」
「―――目くその………背比べ」
九曜の拙い日本語と、その言わんとする内容を察し、長門の無表情が微かに緩む。
「その表現は適切ではない。むしろ「類は友を呼ぶ」が適当かと思われる」
「―――類は―――友を」
お互いの胸を一瞥し、見つめ合う長門と九曜。
ふいに長門が立ち上がり、依然湯船に浸かったままの九曜を見下ろす。
「………背中……流すから」
静かな浴室に、長門の透き通った声が響いた。
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風呂からあがった二人。
九曜のパジャマは長門の体にぴったりだった。
小柄な体のてっぺんから湯気を上げながら、牛乳をこくこくと飲む二人。
ひと通り就寝支度を終え、九曜が寝室を指さす。
「………」
「―――」
九曜の寝室に入る二人。
セミダブルのベッドと小さな家具があるだけの殺風景な寝室に、どこか落ち着きを覚える長門。
枕元には、先日長門が貸した『ハイペリオン』が。
「………読んだ?」
「―――」
黙って1ミリほど顎を下げる九曜。
「………」
「―――」
九曜の漆黒の瞳に、僅かな温度の上昇を感じ取る長門。
「また……貸すから」
「―――」
緩やかな動きでベッドに滑り込む九曜。
長門も九曜の隣に入る。
「………」
「―――私は―――就寝する」
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「………そこは、おやすみなさい」
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#setlinebreak(default)

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