#navi(SS集)

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* 作品 [#z25ae421]

** 概要 [#c8ea7f5c]

|~作者      |おぐちゃん  |
|~作品名    |アル嵐ノ日ノコト |
|~カテゴリー|長門SS(一般)|
|~保管日    |2006-09-25 (月) 23:24:04   |

** 登場キャラ [#e56a6186]

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|~キョン    |不登場    |
|~キョンの妹|不登場  |
|~ハルヒ    |不登場  |
|~みくる    |不登場  |
|~古泉一樹  |不登場 |
|~鶴屋さん  |不登場 |
|~朝倉涼子  |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜  |不登場   |
|~思念体    |不登場  |
|~天蓋領域  |不登場  |
|~阪中      |不登場|
|~谷口      |不登場|
|~ミヨキチ  |不登場    |
|~佐々木    |不登場  |
|~橘京子    |不登場   |

** SS [#fca17ac8]

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#setlinebreak(on)

 街を台風が直撃したその日の夕方。不意にチャイムが鳴った。
「こんにちは」
 玄関ドアを開けると、長門がいた。
 いつもの北高セーラーはずぶぬれで、一歩踏み出すごとに靴がぐちゅぐちゅ音を出す。
「どうしたんだ。こんな日に外出ちゃだめだろ」
「……食料が無くなったから買い出しに出た」
 どうやら、行きつけの店が休業していたのであちこちまわっているうち、ずぶぬれになったらしい。
「わかったから入れ。すぐ風呂を沸かすから」
 妹がタオルを持って来た。よく気が付くな、ありがたい。
「この台風の中、帰るなんて言うなよ。今日はもう外出禁止!」
「…………」
 長門はミリ単位で俺の言葉に頷いた。
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「キョンくーん、有希っちが着るものないよー」
 風呂場から妹が呼ぶ声がした。まずい、もう出てくるのか。
 部屋で着替えを探していると、ドアが不意に開いた。
「ああ、ちょっと待って   」
 言葉を失ったね。長門の奴、下着姿で俺の部屋に堂々と入ってくるんだから。
「着替えは必要ない。服が乾くまでこのままでいる」
「そ、そりゃまずいってば!」
「わたしはかまわない」
 俺が構うんだよ! これでも健全な男子高校生なんだから!
 とりあえず、俺のパジャマを長門に放り投げた。
「それ着ろ! いいな!」
「……わかった」
 俺は長門に背を向けたまま、カニ歩きでドアに接近すると、そのまま部屋を出た。
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 ドアの向こうで、ごそごそと衣擦れの音がする。どうやら大人しく着てくれているようだ。
 と、ほっとするのもつかの間、再びチャイムが鳴った。
「あーもー、参るわねこの台風!」
 ……ハルヒ。何でお前がここに来る。
「ああ、河が増水してるからちょっと見に行ってたのよ。すごかったわー、木とか流れてるし」
 ……こういう奴がいるから消防署の人の気が休まらんのだ。
「お前はもう外に出るな。ここで大人しくしてろ」
「あらあら。今夜は離さないぞってこと?」
 ハルヒはアヒル口で小馬鹿にしたように言った。
「ば、馬っ鹿野郎。そんなんじゃなくてだな、この台風じゃ……?」
 俺は言いかけた口を閉じた。ハルヒがみるみる眼を丸くして、俺の後ろを見ているのに気付いたのだ。
「……有希。なんでここにいるのかしら?」
 団長様はなにやら怒っていらっしゃる。主に俺に対して。
 振り向くと、パジャマを着た長門が立っていた。だぶだぶのパジャマを、裾を折り返して着ているのはなかなか可愛いぞ長門。今はそんな事言ってる場合じゃないがな。
 長門はハルヒの視線を真正面から受け止めると、いつも通り正直に答えた。
「風呂を借りていた」
「ほおおお」
「今日は帰さないと言われた」
「なああるほどねええええ」
 ……ハルヒが怖い。オーラが。スタンドとして実体化しそうなくらい濃密なオーラが出てる。
 ダッシュで逃げようとしたが遅かった。
 ハルヒの腕が俺の首にからみつき、頸動脈が締め付けられる。
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 目が覚めたら朝だった。台風はもう通り過ぎていた。
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#setlinebreak(default)

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