#navi(SS集)

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* 作品 [#y27dacff]

** 概要 [#o165c451]

|~作者      |ものまねしゴゴ  |
|~作品名    |偽・vs金欠 |
|~カテゴリー|長門SS(一般)|
|~保管日    |2006-09-25 (月) 23:22:08   |

** 登場キャラ [#z7c30886]

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|~キョン    |不登場    |
|~キョンの妹|不登場  |
|~ハルヒ    |不登場  |
|~みくる    |不登場  |
|~古泉一樹  |不登場 |
|~鶴屋さん  |不登場 |
|~朝倉涼子  |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜  |不登場   |
|~思念体    |不登場  |
|~天蓋領域  |不登場  |
|~阪中      |不登場|
|~谷口      |不登場|
|~ミヨキチ  |不登場    |
|~佐々木    |不登場  |
|~橘京子    |不登場   |

** SS [#va1aa10f]

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#setlinebreak(on)

土曜日の朝、米を切らしていることに気付いた。
買いに行こうとしたら、財布の中身も空だった。
まずい。缶入りカレーとキャベツの備蓄も切れている。食べるものいっさい無し。
支給されているキャッシュカードは、聞いたこともないド田舎の信用金庫のもの。
コンビニATMどころか土日休日の引き落としにも対応していない。
……情報統合思念体は、この前消滅させたことを怒っているのだろうか。たった三日なのに。
仕方がないので、月曜まで断食することにした。なに、それくらいで死にはすまい。
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「すまんな、長門」
その日の午後、彼がやって来た。今度の試験範囲でわからないことがあるという。
「まず、数学を教えてくれるか。この幾何学の問題なんだが」
「おやすいご用」
彼を生徒に家庭教師とは何と耽美なシチュエーションか。
試験勉強といわずプライベートレッスンだってOKだ。
お姉さんあなたを食べてしまいたい、なんて考えていたら、胃袋がくうと鳴った。
「なるほど、ここに補助線を引くのか」
大丈夫、彼には聞こえていない。
数学はすぐに終わり、次の教科にうつる。
「現代社会なんだが、米の減反政策について……」
彼がそう言ったとき、胃袋がきゅうと鳴った。大丈夫、彼には聞こえていない。
「あ、それよりこっちがわからないんだった。歴史だけど、古代ローマの食文化……」
彼がそう言ったとき、胃袋がきゅるると鳴った。大丈夫、彼には聞こえていない。
「……そう言えば、俺ちょっと用事を思い出した。電話してくる」
彼が机を立つ。胃袋がぎゅうと鳴った。大丈夫、彼には聞こえていない。
数分ほどして、彼が戻ってきた。
「長門。実は俺の母親が、新しい料理に挑戦していてな」
彼がそう言ったとき、胃袋がぐいいと鳴った。ひょっとして彼に聞かれたかもしれない。
「それで、お前にも試食してもらいたいそうだ。今からうちに来られるか?」
「問題ない」
そう言ったら、胃袋がぐうううと鳴った。彼に聞かれたかな? まあいいか。
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#setlinebreak(default)

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