#navi(SS集)

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* 作品 [#o652a5b3]

** 概要 [#q7d64309]

|~作者      |G.F  |
|~作品名    |北高戦隊SOS団 − 「鏡の中」 − |
|~カテゴリー|その他|
|~保管日    |2007-08-21 (火) 21:20:28   |
|~キョン    |不登場    |
|~キョンの妹|不登場  |
|~ハルヒ    |不登場  |
|~みくる    |不登場  |
|~古泉一樹  |不登場 |
|~鶴屋さん  |不登場 |
|~朝倉涼子  |不登場 |
|~喜緑江美里|不登場|
|~周防九曜  |不登場   |
|~思念体    |不登場  |
|~天蓋領域  |不登場  |
|~阪中      |不登場|
|~谷口      |不登場|
|~ミヨキチ  |不登場    |
|~佐々木    |不登場  |
|~橘京子    |不登場   |

** SS [#iddaa084]

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暑い夏の夜。
古ぼけた神社のある公園。
「今日は肝試しをします。異議はないわね?」
ハルヒの言葉に…いつもながら異議を唱える人はいなかった。
「じゃ…くじ引き」
で…決まった組み合わせは…
「何でまたこうなるのよ!」
それにしてもまたどういう運のめぐり合わせだろうか。
そのくじの組み合わせは…ハルヒと佐々木さん、私と彼、みくるさんと藤原さん、周防さんと橘さん、涼子と彼の妹さん、江美里さんと美代子ちゃん、鶴屋さんと古泉君…だった。
…わーい、彼に「…怖いから」と思いっきり抱きついて行こうかなぁ。
「じゃ、一番最初はキョンと有希。さっさと行って来なさい!言っとくけどキョン!有希と二人きりだからって途中で変な気を起こしたりしたら死刑だからね!」
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最後に出発したらしい鶴屋さんと古泉君が戻ってきた。
「あれ?涼宮さんと佐々木さんは…?」
美代子ちゃんが何かに気がついたようだ。
「あの二人だったら2番目としてキョン・長門組の出発した五分後に出発した。…これも既定事項だ」
藤原さんが言った。
ハルヒと佐々木さんが…いつまでたっても戻ってこない。
「おい古泉、お前の超能力でハルヒを感知できないのか?」
彼が古泉君に聞いた。
「…あいにく…どこへ行ったか解りません」
「橘さんは?佐々木を感知できないか?」
「私も無理です。これが…『落とし穴に落ちた』とかだったら感知できないはずはないんですが…」
彼は腕組みして考え込んでいたが…
「よし…みんなで手分けして探そう。これしか方法はない」
私と彼と周防さん、涼子と彼の妹さんと美代子ちゃん、藤原さんとみくるさんと江美里さん、古泉君と鶴屋さんと橘さん。三人づつでハルヒと佐々木さんを探すことになった。
#BR
神社の前。
私はあることに気がついて彼の袖を引いた。
「どうした?長門…」
「…神社の扉が…開いている」
通常、神社は祭りのとき以外は扉を閉めておくはず。
それが開いている…ということは…。
私と彼と周防さんは…恐る恐る神社に近づいてみた。
「おい…長門、周防さん…あれ見ろよ、あれ」
彼の言葉に私と周防さんは神鏡の方を見た。
ハルヒと佐々木さんはそこにいないのに…鏡にはハルヒと佐々木さんの姿が映っている。
「キョン…来てくれたのね」
「どういうことだ」
「鏡の中に…閉じ込められちゃった」
以下…ハルヒと佐々木さんの話によると…
…ハルヒと佐々木さんは…先に行っていた彼と私がこの神社の中でいちゃいちゃしているものと思い込んで扉を開けた。
そうしたら何者かに後ろからお尻を押される形で突き飛ばされ…気がついたら鏡の中に閉じ込められていた…らしい。
「やはり感づいたか」
そこへ巫女さんみたいな姿の髪の毛の長い女が登場した。
「そいつだよ、そいつ!」
佐々木さんが言った。
「そう。私は…鏡魔獣」
やはり邪道魔獣だった!
「…チェンジ!ビー!」
「チェンジ!ライナサーズビートル!」
「―チェンジ!アント!」
私と彼と周防さんは…イエロービー、グリーンビートル、アントソルジャーに変身した。
「スパイダー!」
「スコーピオン!」
「センチピード!」
そこへ…みくるさんと江美里さんと藤原さんが変身した姿で駆けつけてきた。
「ドラゴンフライ!」
「バタフライ!」
「ジュエルビートル!」
涼子と彼の妹さんと美代子ちゃんもまた変身した姿で到着。
なのに鏡魔獣は余裕綽々な様子。
「あ、言い忘れてたけど…私を攻撃するとその攻撃は鏡の中の二人に行くからね」
「それ、どういうこと?」
涼子がきょとんとしている。
そこへ…何も知らない様子の古泉君と鶴屋さんと橘さんが遅ればせで到着。
「チェンジ!ファイアフライ!」
「チェンジ!スタッグビートル!」
「チェンジ!ロングホーンビートル!」
古泉君はみんなが攻撃を始めていないのが不思議だったようで…
「スタッグキック!」
少し前方へジャンプして…ドカッ!と一発、鏡魔獣に回し蹴り。
「ギャーッッ!」
…ハルヒ!
「やめて!」
…佐々木さん!
二人は変身していない…そもそも不可能なのだが…だけに、攻撃の苦痛がもろに行ってしまっているようだ。
「鏡魔獣の本性は――あの―二人が―閉じ込められた――神鏡」
周防さんの言葉に…私と彼と橘さん、みくるさんと古泉君と藤原さん、涼子と彼の妹さんと美代子ちゃんは顔を見合わせた。
「うふふ…だいたい解りましたよ」
江美里さんが変なところで納得したようにうなずく。
「要は…あの鏡さえ割ってしまえばいい、ということですね」
鏡を…割る?
「―そう――それしか―方法は――ない」
周防さんは頷いた。
「鏡を割るって…だめだよ、そんなことしたら…ハルにゃんと佐々木っちが…」
彼の妹さんが反対する。
「周防さん、本当にそれしか方法はないのか?」
彼の言葉に…「―そう」と頷く周防さん。
「ならば…仕方ないですね」
古泉君が鶴屋さんのほうを向く。
「任しとけっっ!ファイアフライキャノン・バズーカーモード!」
鶴屋さんが…ドカン、と一発、ファイアフライキャノンを神鏡にお見舞いした。
「うっっ!」
とたんに鏡魔獣が心筋梗塞でも起こしたかのように胸を押さえて苦しみ始めた。
そして…ハルヒと佐々木さんが空中に現れたかと思うとどさっと落ちた。
「よくも…いいように苦しめてくれたわね!」
ハルヒと佐々木さんは怒り心頭だ。
「チェンジ!マンティス!」
赤いインセクトスーツがハルヒの身体を包んでいく。
「チェンジ!ホッパー!」
紅色のインセクトスーツ・タイプ2が佐々木さんの身体を包んでいく。
「希望のパラドキサ!レッドマンティス!」
「知性のスズメバチ!イエロービー!」
「魅惑のジョロウグモ!ブルースパイダー!」
「霹靂のゲンジボタル!パープルフレアー!」
「怒涛のオニヤンマ!シルバードレーク!」
「可憐のアゲハチョウ!ゴールドパピヨン!」
「夢幻のダイオウサソリ!ホワイトスコーピオン!」
「勇気のギラファノコギリクワガタ!ブラックスタッグ!」
「情熱のヘラクレスオオカブト!グリーンビートル!」
「北高戦隊!SOS団!」
「そして…安寧秩序のショウリョウバッタ・ホッパーソルジャー!僕はいつでもクライマックスさ、くっく」
「明鏡止水のサムライアリ・アントソルジャー!――あなた―私に―釣られてみる?」
「拈華微笑のシロスジカミキリ・ロングホーンソルジャー!私の強さは泣けるのです」
「天衣無縫のヤマトタマムシ・ジュエルソルジャー!私も戦いますけどいいですか?答えは聞いてませんけど」
「震天動地のオオムカデ!センチピードソルジャー!最初に言っておく。俺はかーなーり強い!…ふっ、既定事項だ」
#BR
鏡魔獣が戦闘員を呼び出した。
「マンティスダブルトンファ!」
ハルヒがマンティスダブルトンファで戦闘員を倒していく。
「ビーサーベル!」
私は羽根を伸ばして滑空し、ビーサーベルで戦闘員を倒していく。
「スパイダーマグナム!」
「ファイアフライキャノン・マシンガンモード!」
みくるさんと鶴屋さんが背中合わせの共同戦法で戦闘員を銃撃する。
「ドラゴンフライクロスボー!」
「バタフライブーメラン!」
涼子と彼の妹さんは羽根を伸ばして滑空しつつ共同戦法で戦闘員を倒していく。
「スコーピオンシザース!アンド・スコーピオンドリル!」
江美里さんが右手首に装着したスコーピオンシザース及び左手首に装着したスコーピオンドリルで戦闘員を倒していく。
「スタッグダブルソード!」
「ビートルブレード!」
「センチピードチェーンソー!」
古泉君と彼、それから藤原さんはスタッグダブルソードとビートルブレード、センチピードチェーンソーを用いた共同戦法で最初から鏡魔獣と戦っている。
「鏡魔獣!俺たちは決してハルヒと佐々木の二の舞にはならんぞ!」
はぁー、かっこいい…いつもこんなにかっこよければいいのに…。
「ホッパーヌンチャク!」
佐々木さんがホッパーヌンチャクを用いたカンフー技で戦闘員を倒していく。
「アントハルバード!」
周防さんがアントハルバードで戦闘員を倒していく。
「ロングホーンダブルプサイクロー!」
橘さんがロングホーンダブルプサイクローで戦闘員を倒していく。
「ジュエルロッド!」
美代子ちゃんがジュエルロッドで戦闘員を倒していく。
そしていつしか戦闘員は全員倒され…残ったのは鏡魔獣。
まず…
「―アント・ヒールクラッシュ」
…周防さんが踵落としを食らわせた。
続いて…
「ホッパー・ロングホーンビートル・ダブルキック!」
…佐々木さんと橘さんがホッパーキックとロングホーントルネードキックを同時に食らわせた。
ところでいつも気になるのだが…トルネードキックを食らわせるとき橘さんは目が回らないのだろうか。
「インセクトスケートボード!」
まず私と涼子と彼の妹さんがビーサーベル、ドラゴンフライクロスボー、バタフライブーメランで攻撃。
続いて彼と古泉君がビートルブレードとスタッグダブルソードで攻撃。
最後にハルヒがマンティスダブルトンファで殴って止めを刺した。
…かと思ったら巨大化。
「ギガファイアフライ・ギガスコーピオン、めがっさ発進にょろ〜」
鶴屋さんがインセクトフォンを使ってギガファイアフライとギガスコーピオンを呼び出した。
分乗して乗り込み、メガインセクトを発進させて…
「キングインセクト・完成」
「ギガファイアフライ・バトルモード、参上」
「ギガスコーピオン・バトルモード、見参」
そして…
「メガホッパー、メガアント、メガロングホーン、メガジュエル!出発進行!」
佐々木さんがインセクトチケットに改札して自分たちのメガインセクトを呼び出す。
そしてメガジュエルがまず開放されたかと思うと…メガアントとメガロングホーンが続いて分離して…
「インセクトライナー、場内進行!」
さらには…
「センチピードエクスプレス!出発進行!」
藤原さんがインセクトチケットに改札してセンチピードエクスプレスを呼び出した。
それが変形して…
「センチピードエクスプレス・バトルモード、場内進行!」
向かってくる鏡魔獣。
「パープル!レッドスラッガーを発進させて!」
「了解にょろ!」
そして…ハルヒは…
「シルバー、後は頼むわ!」
「おk」
ハルヒがレッドスラッガーに飛び移り、涼子がハルヒのシートに移った。
ハルヒはまずメガバタフライをレッドスラッガーに乗せて…メガバタフライの燐粉を使って空襲開始。
そして…燐粉とメガジュエルの光で弱らせたと見るや否や…レッドスラッガーをバトルモードに変形させた。
かと思うと…
「ホッパー!合体よ!」
「了解!」
レッドスラッガーとメガホッパー、メガアント、メガロングホーンが合体して…
「完成!ライナースラッガー!…行くわよ!トンファタイフーン!」
レッドスラッガーの能力で相手に気づかれないように背後に回ったかと思うと…スラッガートンファをライナーハリケーンの要領で食らわせた。
「よし!後は任せろ!…インセクトサーベル!」
「めがっさ了解!シャイニングカリバー!」
「事後処理です。ボイズンソード!」
インセクトキング、ギガファイアフライ、ギガスコーピオンの必殺剣を三方から食らわせて…
「とどめは俺だ!エクスプレスアックス!…ふっ、これも既定事項だ」
…最後にセンチピードエクスプレスがエクスプレスアックスで止めを刺した。
#BR
「お前らなぁ…一言でもいいからみんなに謝れよ」
「そうだよ、心配掛けたんだからねっっ」
彼と…鶴屋さんにまで怒られて…
「…ごめんなさい」
…珍しく素直に反省している様子のハルヒと佐々木さん…だった。
まあ…いくらなんでも…あれを彼と私のせいにすることはできないだろうから…ね。
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