作品

概要

作者おぐちゃん
作品名ながキョン 第三話
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-08-06 (日) 00:42:46

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

「夏物、もうセール始まってるのよねー」
「あ、そうなんですか」
 俺の前を歩くハルヒと朝比奈さん。
 あの後、俺(長門ボディ)と長門(俺ボディ)はいつもの集合場所に出向いた。
 俺の姿をした長門は、集合場所に最後に現れ、喫茶店の会計を払うことになった。いつもの通りの筋書きだ。
 その喫茶店でのくじ引きで、俺と長門は別チームになってしまった。
 長門は今頃、古泉と二人で南の方を探索している。俺は女性陣二人と北の担当だ。
 だがハルヒは、いつの間にか探索のことを忘れ、百貨店で夏物の服を物色し始めていた。
「むー、まだ高いわね。も少し安くなるまで待つか」
「でも、在庫なくなっちゃいますよ?」
 サマードレスなど見ながら、きゃいきゃいと会話するハルヒ達。
 ……こういうとき長門はどうしてるんだろう。今までは本を読むふりでごまかしてきたが、こんな時の長門の行動パターンは皆目検討がつかない。女物の服もよくわからないし。
 まあ、一応見るふりくらいはするか。
 手近にあった白いワンピースを手に取り、鏡の前で体に当ててみる。胸元にある水色のラインが涼しげだ。
 何気なく選んだ服だけど、なかなか長門に似合う。そう言えば長門には世話になりっぱなしだよな。こういう服を買ってやったら、長門は喜んでくれるだろうか。
 と、ハルヒが目を丸くしてこっちを見ている。しまった、今のは長門らしくなかったか?
 ハルヒはつかつかと歩み寄ってくると、俺の手からワンピースをひったくった。
「珍しいわね、有希が服を見るなんて。ふうん、いいじゃないの」
 おもむろにハルヒが俺の手を引っぱる。向かう先は……
 まさか。あのカーテンのついた小部屋は。
「ちょっと着てみなさい。あのー店員さん、試着お願いしまーす」
「かしこまりましたー」
 ハルヒは俺を試着室に押し込むと、あとから自分も入ってきた。
 そして後ろ手でカーテンを閉め、目にどす黒い欲望をたぎらせながら、
「あたしが手伝ったげるわ。
 さ、脱ぎ脱ぎしましょーね有希ー♪」
 ……猛烈な勢いで、俺の北高セーラーを脱がしにかかったのだった。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:04:28 (2730d)