作品

概要

作者おぐちゃん
作品名ながキョン 第一話
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-08-06 (日) 00:38:26

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

 長門有希(in俺ボディ)による説明は、ひとっこともわからなかった。
 SFな用語が飛び交う会話をしばし続けたあと、俺に理解できたのはこれだけだ。
 つまり、俺の脳味噌は、何故かいま長門の体を動かしているらしい。逆に長門脳は俺ボディとつながっている。
 状況がわかっても、事態はちっとも改善しないが。
 どうやったら戻れるんだ? お前の力でなんとかならんのか長門。
「今のわたしには情報制御が不能。他のインターフェースに調査を依頼中」
 長門は俺の顔、俺の声で言う。だが、平板な口調なのに、どことなく少女らしさ……というか、長門らしさがにじみでているのは不思議だ。俺がオカマになったようで気持ち悪くもあるんだが。
 とにかく今日はお前の仲間に任せることにするか。幸い夏休みだし、家でじっとしていよう。
「それは不可能」
 なんでだよ。
「今日はSOS団による探索の予定」
 あ。あまりのショックに忘れてた。
 しかし、こんな状況じゃ無理だろ。何とか理由をこじつけて休まないと。
「二人とも直前でキャンセルすれば、涼宮ハルヒの疑惑を招く」
 ……それもそうだ。と言うかハルヒのことだ、『団員を心配するのが団長の義務』とかいって押しかけて来かねない。
「わたしなら心配ない。あなたの行動パターンは記憶している」
 つまり、俺のマネをするのか。しかし、俺にお前のマネが出来るやら。
 だがこうなったら腹をくくるしかあるまい。とにかく時間がない、着替えないと。
「……だめ」
 と、長門(俺ボディ)が、俺(長門ボディ)の手をつかむ。
 何するんだ長門、とにかく準備しなきゃ。
「着替えは、だめ」
 しかし、こんなパジャマで外に出られないぞ。とにかくいつものセーラーに、
 …………。
 ちょっと整理しよう俺。
 着替えると言うことは着るだけでは成立しない。その前に脱がなければいけないのである。
「……………………えっち」
 長門はぽつりとそう言った。俺の顔と俺の声で。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:04:24 (2713d)