作品

概要

作者ケット
作品名こんぶ長門版日常編
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2008-06-11 (水) 20:27:05

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

前回の設定とちょっと違って特殊能力設定温存。「人間になりました」のほうがいい?

 昼休み。さて長門と楽しい食事タイムだ。
 まあチャイムが鳴るまで手をつないでにぎにぎしながら授業を受けていたんだが…今までとは打って変わって真剣に。
 長門と一緒の大学のためなら過労死してでも勉強してやる。

「じゃ、学食行くか?」
「…お弁当」
「え?」
「持ってきた」
「えーなになに!」
 ハルヒが首をろくろ首のように伸ばしてくる。本場じゃろくろ首は首が外れて飛ぶんだぞ。
「ほほう、お弁当か」
 谷口もやってきた。
 長門は重そうなカバンを持ち上げ、さっさと教室から出ようとして立ち止まり、こっちを振り返った。
 あ、ついてこいということか。いくとも強制収容所だろうが大灯台一階だろうがバーンの抜け穴だろうが。

 中庭の、人がいない一角で長門はやたらとでかいカバンからサツマイモとネギ、クーラーボックスに入った…首のないそのままの鶏と粘土を取り出した。
 唖然としている俺が見守る中、それらを粘土でくるんで地面に半分埋め、長門の口がものすごい速さで動いて聞き取れない音を発する。
 すると空が妙に明るくなり、強烈な光が地面の粘土を包み、輝く。熱気。
 しばらく唖然としていたら、「できた」と一言。
 埋めるのに使ったシャベルで粘土を叩き割ると、皮がむけたイモ、羽が抜けた鶏が出てきた。
 それらを、別の鉄板に置いて何か唱えるとまた焼ける音がする。
 長門は「食べる」と無造作にイモを突き出してきた。
 呆然と口に入れるが…あつ!うま!あま!
「はふ、は…うまい」
 そ、そりゃそうだ。方法がめちゃくちゃなだけで、本来これ以上の料理法はない。
 長門が俺を喜ばせようと、一生懸命に考えてくれた、それだけで涙が出るほどうまい。熱い。
「ありがとな、長門」
 ふ、と長門がわずかに…ほんのわずかに微笑む。それに胸が熱くなり、ぎゅっと抱きしめてしまう。
「あ」
「その鶏肉もほしいな」
「うん」
 長門は熱い鉄板に置いた鶏の腿肉を骨ごとちぎり、俺に食べさせてくれる。
「あ、長門の手、脂ついてるぞ」
 その細い、熱が伝わって少し熱い手を取ると、その指を…ちょっとだけじらし、目を見る。ガラスのような目に、かすかに期待があるのを見て、そっと舌を触れた。
「あ」
「うまい」
「あなたの、口にも」
 そう言って、そっとキスしてくる。
 長門からのキスがめちゃくちゃ嬉しくて、何も構わず抱きしめてしまう。
「うまいな」
「おいしい。あなたとだから」
「ああ、俺も長門とだからおいしいんだ」
 言ってふと思いつき、肉を口にほおばると、そっと長門にキスした。
 びっくりする長門に、一瞬離して「おすそわけ」というとまた唇を重ねる。
「ん…ふあ…」
 舌が少しずつ絡み合い、肉の脂と二人の唾液が混じった最高のソースを二人でじっくり味わう。
 こうすればうまさは倍、いや二乗さ。

…いつしか食べるのも忘れてキスに夢中になり、予鈴直前にハルヒに蹴り倒された。
 肉がおもいきり焦げていた。
…夜までこうしててもよかったけどな。

すみません、とりあえず…ご存知の方、脳内長門ボイスで、
こいびとどうしですることぜんぶ

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:04:21 (2713d)