作品

概要

作者
作品名無題
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2008-05-20 (火) 18:44:23

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

彼がわたしとの組み合わせを望んだのは、朝比奈みくるの異時間同位体との行動のためだった。 今、彼が置かれている状況を考えれば妥当な判断なのだが、どうも腹立たしい。 ただ一言、わたしに目的を言ってくれてもよかったのではないだろうか。 これでは、多少なりとも期待をしてしまったわたしが哀れである。

 

彼の横で、朝比奈みくるが非常に申し訳なさそうにしている。 そんなに恐縮しないでほしい。悪いのはあなたではない。 全て、あなたの隣にいる地球の平均的男性と比べて著しく鈍感な人間が悪い。

 

―――――――――――――

 

空間探査機能より反応あり。 朝比奈みくるの異時間同位体が、何者かに―恐らく古泉一樹の機関の敵対勢力―誘拐された。 今すぐ救出に向かうこともできるが、彼に図書館にいるよう指示されているのでそれに従うことにする。 せいぜい焦ればいいのだ。彼女の無事は約束されているのだから。

 

いまのわたしには同期機能はないが、遠未来時空の朝比奈みくるより詳細は得ている。 近未来時空の朝比奈みくるが誘拐されるのは規定事項、とのこと。 そして、古泉一樹の機関により無事救出されるとのことだった。

 

情報統合思念体より救出指令。無視。 一応、万一の事態に備え監視は続行。 もし、規定事項が破られ彼女に傷一つでも付こうものなら、100倍にして返してやる。 宇宙人の怖さを思い知るがいい。

 

あの胸囲は多少気に入らないが、朝比奈みくるはわたしにとっても大切な存在。 彼女はわたしが苦手なようだが、わたしは彼女のキャラクターを好んでいる。 それに、彼女に何かあればおいしいお茶が飲めなくなる。由々しき事態。

 

―――――――――――――

 

どうやら規定事項どおり、彼女は無事救出されたようだった。 情報統合思念体が命令無視の理由の提出を求めている。鬱陶しい。 無視された相手に「なんで無視するの?」と聞くのは無意味である。

 

それにしても、今日の埋め合わせはしてもらいたいところだが、彼のことだから期待はできないだろう。 だが、朝比奈みくるが気を利かせて何かしてくれるかもしれない。 「長門さんに謝ってください」などと彼に提案する可能性は多いにあり得る。 どうせ彼は「朝比奈さんに言われたから・・・」などと興ざめなことをいうに決まっているが。

 

ああ、忌々しい。 そんな彼が好きでたまらないわたしが忌々しい。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:04:18 (1888d)