作品

概要

作者W.O.
作品名決意
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2008-03-31 (月) 11:53:15

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

※注意
この話(シリーズ化予定)は原作の設定と違うところが見られる可能性があります。

地獄のハイキングコースーーつまり北高前の坂道だーーを降りた駄菓子屋にそいつはいた。

「よう。」
「・・・・・・」
「お前が道草食うなんて珍しいじゃないか。」
「・・・・・・」

会話内容から分かるかもしれんが、「そいつ」とは長門のことだ。
あいつはいつも真っ直ぐに家へ帰るのに今日はどうしたものか。
「・・・これ」

ん?どれだ

ああ、長門らしい。そこにはお面があった。
「欲しいのか?」
ピクセル単位で長門は頷く。
しょうがないなぁー。
自分の財布もいつも恒例の不思議探索の奢りであまりないのだが、高価なものを欲しがらずによかった、内心ホッとしている。まぁこいつには何度も助けてもらってるし、高価なものでもかまわず買っていただろうけどな。
「いいの?」
ああ、もちろんさ。お前には何度も助けてもらっている。これくらい買ってやるよ。
「ありがとう。」
相変わらず無表情な長門だが、どこかうれしさを持った無表情だった気がする。
駄菓子屋のばあちゃんも当然ながらうれしそうな顔だ。

俺と長門は歩幅を同じにして歩く。それは秒速60センチくらいの非常にゆっくりしたものだ。長門にも寒いと感じることもあるのだろうか、今日は水色のマフラーをしている。
「ねぇ」
長門から話しかけてくることは珍しい。
「ん?」
「明日・・・・空いている?」
明日は土曜だがハルヒの家庭の都合上不思議探索は中止になった。だから俺は暇ということになる。
「ああ。なんでだ?」
なんとなく予想はつくものの、一応聞いてみる。
「・・・・・お出かけ・・・・・二人で」
俺とは反対側を見て言った。恥ずかしいのだろうか。
「ああ、いいけど」
「・・・そう」
「いつもの駅で、待っている」
今度はハッキリ俺の目を見て言った。
「OK。」

途中の交差点で長門と分かれると少し小走りで家に着くと、俺の常に実行しなければならないニュースの視聴、ご飯、風呂、歯の手入れを終了させ、ベットに倒れ込んだ。珍しく土曜という日が楽しみになった。

このとき俺はある決意をした。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:04:15 (2732d)