作品

概要

作者主流派万歳=十六夜
作品名主流派と谷口 セカンドストーリー
カテゴリー思念体SS
保管日2008-02-13 (水) 00:45:22

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

俺の名は谷口。
ここ数日間の記憶が曖昧なのはどうしてかはわからん。
しかし今はそんな事はどうでもよく、俺にはすべき任務があるのだ。
昼休みが終わりを告げた時、俺は腹が痛い、という至極自然な様で授業を抜け出すことに成功。
そして目的地は保健室なんかではなく、目指すは文芸部室。
この俺が午後一の昼寝時間を削ってまでこの任務を遂行する理由は昼食時間に遡る。

 

谷口「おい、キョン。今日はえらい少食じゃねぇか」
キョン「ああ。実は放課後に長門が作って持ってきてくれたケーキを食べるからな。
    朝にちょっと見せてもらったんだが、フルーツやらナッツが一杯のっててボリュームがある。
    それが丸々一ホールあるから、それを見越して昼は控えめにしておこうと思ってな」
国木田「へぇ〜。でもそんなの教室においてたらいたまない?」
キョン「それなら文芸部室の冷蔵庫に入れといたから大丈夫だ。
    それにしても長門もわざわざケーキを作って学校に持ってこなくてもいいのにな」
国木田「……キョン。長門さんはキョンに食べてもらいたくて持ってきたんじゃないのかなあ」
キョン「なんでだ?」
谷口「テメーは俺様を怒らせた」
キョン「……なんでだ?」

 

てな訳だ。
……俺なんか女子にケーキどころかクッキー一欠けらさえ貰った事もないのに、あの女たらしがっ!
そんなわけでそのケーキは俺がありがたく頂こうというわけなのさ。
神様も罰をあてるなら俺じゃなくてキョンにやってくれ。
谷「ふう。文芸部室まで誰にも見つからずに来れたな。俺ってスパイの才能があるんじゃねぇかな。
  後は……、ん? 部屋の中にガサゴソと人の気配があるな。まさか、すでに俺以外の誰かがケーキを!?
  くそ! そいつを、俺によこしやがれ!!」
???「くっ! 何者だ!? しかし、この有希ちゃんがいつも座ってるパイプ椅子は誰にも渡さんぞ!!」
谷「そんなもんいらねぇよ、って、オッサンこそ何者だ? 学校の関係者か?」
主流派「関係者だとも。私は長門有希の父で主流派という。
    確か君は……私とは相容れない考えを持つ谷口君か」
谷「あれ、俺の事知ってんのか?」
主「そうか。君は有希に記憶の改変をされたのだったな。ところで君は何の用事でココに来た?
  今は学生諸君は授業中のはずだ。だから私も安心して物色していたというのに。
  はっ! やはり君もこのパイプ椅子が目当てなのかっ!?」
谷「ちげぇよ。俺の目当てはこの冷蔵庫に入っている……あった。この長門有希が作ったケーキだ」
主「な、なにぃ!! 有希ちゃんが私のために作ったケーキだと!!」
谷「だからちげぇよ、オッサン。これは……長門有希がキョンのために作ったケーキだとよ」
主「あのクソ生意気な小僧か。有希ちゃんもなんであんなヤツがいいのか」
谷「まったくだ。そこでだ、オッサン。このケーキを二人で食っちまわねぇか?」
主「君とはいい友人になれそうだ」
谷「決まりだな。じゃあ、さっそく……って、ぬぉわ!!」
長門「……」
主「ゆ、有希ちゃん……」
谷「ぶ、部室の扉は閉めたはずなのに、なんで開ける音すらしねぇんだ?」
長門「情報統合思念体主流派の情報連結解除。……。……解除されない?」
主「ハッハッハッ。パパだっていつもやられっぱなしじゃないぞ。
  有希ちゃんの連結解除については解析ずみですでに私自身に免疫プログラムをうってある」
長門「……そう。では力ずくでいかせてもらう」
主「やれやれ。有希ちゃんが肉弾戦でパパにかなうかな?」

 
 
 
 
 
 
 
 

数秒後。

 

          トv'主 -‐z__ノ!_
        . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
      ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
    rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|:::  ,.、
    、  ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ   ミ ∧!::: .´
      ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf::::  ~
    r_;.   ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
       _  ::\,!ィ'TV =ー-、_メ::::  r、
       ゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ:::  ._´
       ;.   :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.::  ,.
       ~ ,.  ,:ュ. `ヽニj/l |/::
          _  .. ,、 :l !レ'::: ,. "
              `’ `´   ~

 

谷「オッサンがあっという間にまるでボロ雑巾のように……。そ、それじゃあ。ごゆっくりぃー!!」
長門「……次はあなた。記憶の改善と……を行う」
谷「う、うわぁー!」

 

〜〜〜次の日
谷「ヨォ、きょん。エイガとユウエンチとドウブツエンのちけっとヲアゲルヨ。
  キノウ、ナガトユキからけーきヲモラッタおれいトシテフタリでイッタらドウカナ」

 

キョン「そんなわけでまた谷口の様子がおかしいんだが、なにか心当たりはないか?」
長門「……知らない」
キョン「まあアイツの事だから心配はないと思うが……、
    とにかくそういうわけで、映画と遊園地と動物園のチケットがあるんだがどこに行きたい?」
長門「……全部」

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:04:10 (3087d)