作品

概要

作者ID:OJHIrB/l
作品名vs夏休み戦
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-08-03 (木) 07:14:48

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

夏休みがループしている。二度目の八月十七日の時点で気づく。
すでに十週目である。どうせまた涼宮ハルヒの仕業だろう。
デジャヴュという形で彼や古泉一樹は感づいているらしい。他の人間には自覚が無いが、
そんなことはどうでもいい。彼とまた遊べるのだからむしろ嬉しいくらいだ。
プールに向かう。涼宮ハルヒと私とで彼の自転車に乗る。重いと思われるのは嫌なので、
構成情報をブースト変更し、体重をほぼゼロにする。風で飛ばされかける。
ここで涼宮ハルヒが古泉一樹の方に言っていれば最高なのに。ついてない。
到着。水着女性二人の胸が憎らしい。腹が立つので競争はことごとく勝たせてもらう。
子供たちと戯れる。この男児は天敵である。三度目と五度目の時に胸をもまれた。
まな板と言われた時は後日一家丸ごとホンジュラスに飛ばしてやった。私は悪くない。
実は一度ビキニを着たシークエンスがあり、わざと胸の水着を落としてみたが、
彼は古泉一樹と話していて見てくれなかった。超能力者め。
昼食。朝比奈みくるの手作りサンドイッチをみんなでほおばる。味が無かった。
午後も児童たちとビーチボールで遊ぶ。この男児には二度目の時に顔面に当てられた。
鼻血が出たので後日一家丸ごとホンジュラスに飛ばしてやった。私は悪くない。
朝比奈みくるの胸を見ているとフラストレーションが溜まってくるので、
水球ごっこもほどほどにプールからあがり休憩を取る。さりげに彼の隣に座る。
古泉一樹がいなければ彼の手に偶然を装い触れてみるところなのに。超能力者め。
そうして十回目のプールは終わり、また彼の自転車で曲芸三人乗りを行う。
ちなみに彼と二人きりのシークエンスは無かった。こうやって人の心は荒むらしい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

後日、八度目の盆踊り大会へと赴く。浴衣の着付けもなれたものだ。
会場へと到着し、あれこれしていると、彼が六度目の屋台巡りの誘いをしてくれた。
この誘いは何度受けてもいいくらい、嬉しい。生まれてよかったと思えるくらいだ。
しかし古泉一樹が毎回ついてくるのは何かの嫌がらせか。超能力者め。飛ばそうか。
古泉一樹を脳内排除しつつ彼と屋台めぐり。楽しい。お面屋の前に出る。
いつみてもこの銀色宇宙人を模した面は情報統合思念体主流派に良く似ている。毎回買う。
彼は買ってくれると申し出てくれたが、がめつい女と思われるのは嫌なので自腹を切る。
ちなみに私の収入源は主に情報統合思念体からの仕送りである。最近額が少ないが。
その後も昆虫採集、アルバイトもろもろを行う。正直かなり面倒くさかったが、
彼と一緒ならどんな苦労も温泉の熱い湯のように心地よい。たまらない。
そうして彼はついにループしている夏休みのからくりに気づく。軽く舌打ち。
私としてはずっと彼と遊んでいられるので何度ループしても良いのだが。
だがまあしかし、何度も同じことを繰り返すのも何なので、ループの事実を伝える。
「それで、何回くらい僕たちは同じ二週間をリプレイしているのですか?」
「今回が、一万五千四百九十八回目に該当する」
一万五千四百八十八回ほど鯖を読んでしまった。意味は特に無い。
その数字に驚愕する彼。焦った顔も素敵である。網膜に焼き付ける。
そうして八月三十一日。彼の部屋で残りの宿題を終わらせることになる。
正直、またループするだろうと思い込んでいたので宿題はまったくの手付かずだった。
せっかくの彼の部屋を堪能することもできず私は問題に追われる。
まあ、いいか。七回目の花火の時にどさくさに紛れ彼と腕を組んだことは、私だけの秘密。
新学期がやってくる。彼と新しい思い出を築いていくとしよう。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:04:10 (1776d)