作品

概要

作者G.F
作品名北高戦隊SOS団 - 「クリスマスのすき焼き」 -
カテゴリーその他
保管日2007-12-20 (木) 21:33:23

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹登場
鶴屋さん登場
朝倉涼子登場
喜緑江美里登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木登場
橘京子不登場

SS

 

「今年もそろそろクリスマスよねぇ」
窓を見つめているハルヒ。
「…そう」
俺、古泉、朝倉と四人で団室に持ち込んだ雀卓を囲みつつ、ハルヒの言葉に頷く長門。
…クリスマスといえば…去年のクリスマスには「誰か」のせいでえらい目にあったんだがな。
「…誰かって…誰?」
…わ、長門…いつの間に俺のぼやきを聞いてるんだ!
「言いなさいよ、キョン君」
…朝倉さんごめんなさいもう二度とあんなことぼやきません。
だからお願いですからそのナイフをしまってください。
と言っている矢先に…わ刺された。
「大丈夫よ、このナイフ…本物じゃないからね」
朝倉はそういうとゆっくりと「抜き取って」見せた。
どうやらそれはテレビの殺人シーンやマジックなんかでよく使われる「刃が引っ込むナイフ」だったようだ。
「よし決めた!」
ハルヒははたと手を打つ。
「何を決めたんですか?」
古泉がそういいながら発を切った。
「ロン!全帯・混一・役牌・ドラ1!跳ね満!」
古泉が切った発で朝倉が上がってしまった。
役が出来ることがわかっていたからリーチをわざとかけてなかったので…いくら古泉でなくても気が付かなかっただろう。
「さすがに朝倉さんは強いですね」
古泉はそういうと点数分の点棒を朝倉に渡した。
古泉はさっきから振り込みっぱなし。
おかげで点棒が限りなくゼロに近くなりかけている。
「まあね」
それに引き換え朝倉の点棒は多くなる一方だ。
ちなみに俺と長門の点棒は三万点、つまり最初のまま動く気配はない。
「今年のクリスマスはみんなですき焼きよ!」
ハルヒが適当な時期と見たらしく「続き」を言った。
「すき焼き…ですか?」
古泉が目を丸くする。
クリスマスにすき焼き?なんじゃそりゃ?
クリスマスといえばローストチキンじゃなかったのか?
「あたしがすき焼きといったらすき焼きなの。以上。異存はないわね?」
異議の声はしない。
「決まりね!じゃ…豪華に牛肉、それも神戸牛のすき焼きよ!」
そう聞いて…長門の視線が団室内で一生懸命センター試験に備えて勉強している「とある人物」の方を向いているのに俺は気が付いた。
まあ確かに…言うのもなんだが「牛」で連想してしまいかねないのはずばりこの人しかおるまい。
「え…私、顔に何か付いてます?」
そう、朝比奈さんだ。

 
 

いつものように爪楊枝でのくじ引きとなり…
「まあ古泉君ならいいか」
…ハルヒと私と涼子、彼と古泉君とで別々に食材の買出しに行くことにした。
「あれ?」
「…何?」
「あそこにいるの…義妹ちゃんじゃ?」
そういわれて見ると…確かにそこにいるのは彼の妹さん。
…ところでハルヒ…何か余分な字が付いてませんか?
「…違う、あの子を義妹にするのは私」
このくらい言っておかないと。
「あ…ハルにゃんと有希ちゃんと涼子ちゃん」
向こうのほうが先に気が付いたようだ。
「あ…」
涼子が何かに気が付いた。
「キョン君の妹ちゃん!後ろ!」
「えっ?」
そこに現れたのは七面鳥の邪道魔獣。
「えーん!たすけてぇ!」
瞬く間に彼の妹さんが掻っ攫われた!
「待ってて!チェンジ!マンティス!」
赤いインセクトスーツがハルヒの身を包み…ハルヒはレッドマンティスに変身した。
「…チェンジ!ビー!」
黄色いインセクトスーツが私の身を包み…私はイエロービーに変身した。
「チェンジ!ドラゴンフライ!」
銀色のインセクトスーツが涼子の身を包み…涼子はシルバードレークに変身した。
そして三人で羽根を伸ばして空中を滑空し…
「…大丈夫?」
彼の妹さんを何とか救い出した。
「大丈夫!ちゃんと変身できるから」
「…そう」
それでこそ…私の将来の義妹。
「チェンジ!バタフライ!」
金色のインセクトスーツが彼の妹さんの身を包み、彼の妹さんはゴールドパピヨンに変身した。
そして…四人で七面鳥魔獣に向かって立ち向かっていく。
だが…いつものパターンでピンチに陥ってしまった。
そこへ彼が駆けつけたかと思うと…
「チェンジ!ライナサーズビートル!」
緑色のインセクトスーツが彼の身を包み…彼はグリーンビートルに変身して…
「ビートルキック!」
ドカッ!と一発、七面鳥魔獣に回し蹴り。
はぁー、かっこいい…いつもこのくらいかっこよければいいのに…。
古泉君も駆けつけたかと思うと…
「チェンジ!スタッグビートル!」
黒のインセクトスーツが古泉君の身を包み…古泉君はブラックスタッグに変身して…
「スタッグキック!」
前方に少しジャンプして…ドカッ!と一発、回し蹴り。
「スパイダー!」
そこへ…ブルースパイダーにあらかじめ変身した姿でみくるさんが登場した。
「ファイアフライ!」
「スコーピオン!」
鶴屋さんと江美里さんも…パープルフレアーとホワイトスコーピオンに変身した姿で登場した。
「希望のパラドキサ!レッドマンティス!」
「知性のスズメバチ!イエロービー!」
「魅惑のジョロウグモ!ブルースパイダー!」
「霹靂のゲンジボタル!パープルフレアー!」
「怒涛のオニヤンマ!シルバードレーク!」
「可憐のアゲハチョウ!ゴールドパピヨン!」
「夢幻のダイオウサソリ!ホワイトスコーピオン!」
「勇気のギラファノコギリクワガタ!ブラックスタッグ!」
「情熱のヘラクレスオオカブト!グリーンビートル!」
「北高戦隊!SOS団!」
待てよ…人数が確か5人ほど足りないような気が…まあいいか、本来のメンバーはこの9人だし。

 
 

七面鳥魔獣が戦闘員を呼び出した。
「マンティスダブルトンファ!」
ハルヒがマンティスダブルトンファで戦闘員を倒していく。
「ビーサーベル!」
長門は羽根を伸ばして滑空し、ビーサーベルで戦闘員を倒していく。
「スパイダーマグナム!」
「ファイアフライキャノン・マシンガンモード!」
朝比奈さんと鶴屋さんが背中合わせの共同戦法で戦闘員を銃撃する。
「ドラゴンフライクロスボー!」
「バタフライブーメラン!」
朝倉と妹は羽根を伸ばして滑空しつつ共同戦法で戦闘員を倒していく。
「スコーピオンシザース!アンド・スコーピオンドリル!」
喜緑さんが右手首に装着したスコーピオンシザース及び左手首に装着したスコーピオンドリルで戦闘員を倒していく。
「スタッグダブルソード!」
「ビートルブレード!」
俺と古泉はスタッグダブルソードとビートルブレードで七面鳥魔獣を挟撃する。
…おい古泉。
…何ですか?
…さっきから人数が足りないような気がするんだが…それは俺の気のせいだろうか。
…だと思いますよ。
俺と古泉はわずかな視線で会話を成立させた。
そこへハルヒたち七人が戦闘員を倒し終えて合流した。
「マンティスキック!」
「…ビー月面キック!」
「ドラゴンフライ反転キック!」
「バタフライキック!」
四人で立て続けにジャンプキックを五発…四人で五発というのは朝倉のが「一回通常のキックを食らわせて反動でバック転してもう一回キック」つまり二発だからだが…七面鳥魔獣に食らわせた。
「ここから先は三年生三人にお任せくださいね」
朝比奈さんがそういってウィンクした…のがマスクのスモークを通して見えた。
「専用武器を改良したのさっっ」
鶴屋さんが言った。
「今から披露しますよ!」
喜緑さんも頷く。
「瞬時転送!ライフルアタッチメント!」
朝比奈さんがスパイダーマグナムをかざすと…見る見るうちにライフルアタッチメントが転送されてスパイダーマグナムと合体して…。
「完成!スパイダーライフル!」
朝比奈さんはスパイダーライフルのポインターを目のところに持っていくと…七面鳥魔獣に照準を合わせて引き金を引いた。
その両隣で鶴屋さんと喜緑さんがファイアフライキャノンとスコーピオンドリルを構えたかと思うと…
「ファイアフライキャノン・クライマックスモード!」
マシンガンモードとバズーカモードを同時発射させる「クライマックスモード」が火を噴いた。
「スコーピオンドリル・ミサイルモード!」
スコーピオンドリルのドリル刃が超高速回転したかと思うと本体から離れて飛んでいった。
三年生三人の攻撃の前に…ものの見事に七面鳥魔獣は巨大ローストターキー化して四散した。
…かと思うと巨大化した。
「ギガファイアフライ・ギガスコーピオン、めがっさ発進にょろ〜」
鶴屋さんがインセクトフォンを使ってギガファイアフライとギガスコーピオンを呼び出した。
分乗して乗り込み、メガインセクトを発進させて…
「キングインセクト・完成」
「ギガファイアフライ・バトルモード、参上」
「ギガスコーピオン・バトルモード、見参」
「パープル!レッドスラッガーを発進させて!」
「了解にょろ!」
鶴屋さんはレッドスラッガー発進準備に取り掛かった。
「シルバー、後は頼むわ!」
「おk」
朝倉がハルヒの席に移る。
そしてやってきたレッドスラッガーにハルヒが乗り移ったかと思うと…まずステルスモードにて妹のメガバタフライを載せて燐粉攻撃。
それから…バトルモードに変形したかと思うと…
「スラッガートンファ!」
レッドスラッガーの必殺武器であるスラッガートンファで巨大七面鳥魔獣を叩きのめした。
「よし!後は任せろ!インセクトサーベル!」
「めがっさ了解!シャイニングカリバー!」
「事後処理です。ボイズンソード!」
インセクトキング、ギガファイアフライ、ギガスコーピオンの必殺剣を三方から食らわせて止めを刺した。

 
 

「へえ…今夜はすき焼きですか」
ハルヒ、彼、私、みくるさん、涼子、古泉君に彼の妹さん、鶴屋さん、江美里さんを加えた九人ですき焼きの鍋を囲む。
脂を引いて肉を入れて醤油と砂糖で味をつけて野菜と白滝を入れて…。
「…あ、涼子、白滝に肉を隠しちゃ駄目!」
ハルヒが言う。
「そういって自分こそ何なのよ」
そう。ハルヒは自分の近くのねぎの中に肉を接近させていた。
「涼子っち…白滝にあまり肉を近づけすぎると、白滝の成分で肉が硬くなるからねっっ」
「え?そうなの?」
鶴屋さんに言われて涼子が肉を自分の近くの白滝から離したのを…私は見逃さなかった。
「あ…有希ずるい!」
「…早い者勝ち」
「畜生!後で覚えておきなさいよぉ」
後で覚えておきなさいよぉ…だぁ?
…ふふーん、何を覚えていればいいのかしらねぇ?
「あ…ケーキ。俺のおごりだから」
最後の締めとして…彼がクリスマスケーキを出してくれた。
…ああ…し・あ・わ・せ。。。

 
 

「あれ?僕たち今回終始出番なかったみたいだけど…まあいいや、くっくっく」(By 佐々木さん)

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:04:03 (2710d)