作品

概要

作者G.F
作品名平均台・爆走
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2007-11-25 (日) 17:22:34

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹登場
鶴屋さん登場
朝倉涼子登場
喜緑江美里登場
周防九曜登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ登場
佐々木登場
橘京子登場

SS

 

(注:SS集/813およびSS集/819、SS集/826と同じ時世界系列に属します)

「バイク、貸してくれます?」
ある日の県立北病院の医局。
江美里さんが彼の妹さんに言った。
「あれ?江美里さん、バイクの免許持ってたっけ?」
彼の妹さんの疑問はもっともなことだ。
江美里さんがバイクを運転しているところは見たことがない。
「ペーパーライダーながら持ってますよ」
聞くと…何でも江美里さんは「平均台上走行」をしてみたいということのようだ。
「平均台を20個ほど連ねてその上を走ってみたいんですよ」
「そうすると…トライアルですか?」
古泉君が聞く。
「古泉、それ言うならモトクロスだろ?どっちにしろ足を突くと減点だけど」
彼が突っ込んだ。
「それ、面白そう」
ハルヒがいつの間にか聞いていて乗り気になってしまった。
「何ならここにいる全員で挑戦してみる?それ」

 

…というわけで土曜日・鶴屋山。
「キョン、あんたが実験台だからね。このコースを一番最初に走りなさいよ」
ハルヒが言った。
平均台…それも小学校の障害物競走のときに使う割と低い代物ではなく、体操競技用の高さ1メートルほどあるものが連なっている。
ついでながらスタート地点とゴール地点も朝礼台ほどの高さがある。
さらに言うなら九十度カーブが5地点ほど用意されている。
「ああ、やってやるよ」
彼は自信満々のようだ。
妹さんのXR250(元は彼のバイクなんだけど)を使ってスタートしたと思うと…まるで仮面ライダー役のスタントマンの仕事が依頼されるのではないかと思えるほど見事に平均台を渡ってしまった。
ついでに言うと…妹さんにバイクを返却するためかゴール地点から足を突かずにバイクごと飛び降りてそのまま戻ってきた…模様。
はぁー…かっこいい…
「じゃ、次、有希」
ハルヒは私に出撃命令を下した。
やれといわれればやってやりますよ!私のホンダXR50は伊達じゃないんですから!
因みにその後はハルヒ本人がカワサキZZR250で出撃。
同じ250CCバイクでもオフロードのXR250はともかくオンロード、それもレーサーレプリカタイプのZZR250だとタイヤの太さが平均台ぎりぎりで収まる太さのようだが…それでも何とかゴールまで行けたようだ。
「みくるちゃんもやってみなさいよ」
「えぇー?怖いですぅ」
…あなたは免許講習のとき一本橋をやらなかったんですか?
因みにみくるさんのバイクはハルヒのバイクと同じだ。
「なんなら僕がやってみるよ」
佐々木さん?
しかもいつものT-MAXで…大丈夫なの?
恋のライバルながら…こういうときはむしろ不安になってしまう。
「太いタイヤの僕のバイクでこのコースを行けるなら朝比奈さんも大丈夫ってことだからね」
そういいつつスタートさせた佐々木さん。
見事な走りぶりでコース突破。
それで気分が楽になったらしく、みくるさんも見事に突破した。
そして彼の妹さんが出撃。
続いて江美里さんが彼の妹さんからバイクを借りてコース突破。
鶴屋さんは「この日のために隠していた」というモトクロス用のスズキ・RM250で突破した。
古泉君と周防さんと橘さん、それから美代子ちゃんはマウンテンバイク、藤原さんは競輪用の自転車で…まあバイクでなければ駄目というわけではなかったし、いいかな。

 

さーて…走ってないのは…あと誰だっけなぁ?
「…あと涼子だけでしょ?」
ハルヒが涼子の方を向く。
「あ…私、遠慮する。バイク免許も持ってないし」
涼子は顔の前で手を振った。
「自転車貸しますよ」
古泉君が自転車を差し出したが…涼子は受け取らなかった。
「なんなら私とタンデムってことじゃ駄目ですか?」
江美里さんがニコニコと微笑んで言った。
江美里さんは先ほど鶴屋さんが乗っていたRM250を借りた様子だ。
「別にかまわないよ」
ハルヒがいった。
そこで…江美里さんは無理やりに涼子を後ろに座らせると…ものすごい勢いでバイクをスタートさせた。

 

涼子と江美里さんが…果たして無事にゴールできたかどうなのか…は、想像にお任せします。

 


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:04:03 (3084d)