作品

概要

作者G.F
作品名北高戦隊SOS団-「スケボーの新必殺技」-
カテゴリーその他
保管日2007-07-16 (月) 15:15:56

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

公園のスケートボード・ローラースケート専用レーン。
ハルヒ、私、彼、古泉君、涼子、彼の妹さん…要は通常のSOS団から一人引いて二人足したようなメンバーが揃っている。
目的はもちろん…スケートボードの練習。
「長門もだいぶ上手になったな」
えへ…あなたに褒めてもらえて…私、嬉しいな。
ハルヒと涼子は…彼の妹さんにスケボーの技を教えている様子。

 

「よう、キョン…そっちはスケボーかい?くっくっく」
そこへ佐々木さんがキックボードで登場。
ハルヒもどういう風の吹き回しからか二人の邪魔をしようとしない…こういう「いいムード」のときに限って、何であなたが来るのよ!
私は佐々木さんをにらみつけてやった。
「長門さん…すみません!いいムードだから邪魔しないほうがいい…って、止めたんですけど…」
いえいえ、橘さん、こっちこそすみません。
あなたは実に話が解っていらっしゃる方ですね。
「――困った―人」
周防さん…それは実にお互い様ですよ。
ところで涼子と彼の妹さんは…と見ると、美代子ちゃんと話しこんでいるようだった。

 

「な…何よ…あんた…いったい…」
そこへ…トカゲの邪道魔獣が出現してハルヒと佐々木さんに襲い掛かった。
「お前ら二人は…断じて『神』にはさせない!」
何のことだかさっぱり…という感じのハルヒ。
「チェンジ!ライナサーズビートル!」
彼が間髪をいれずにグリーンビートルに変身して…
「ビートルキック!」
…ドカッ…と一発回し蹴り。
はぁー…かっこいい…と見とれている場合じゃなかった。
「貴様…ハルヒと佐々木のどちらかが神になると…何か都合が悪いことでもあるのか?」
「そう…神は我々の神だけで充分だ。だから二人にはこの場で死んでもらう!」
…ってことは…古泉君の「機関」とも橘さんの「機関」とも違う第三勢力?の傭兵らしい。
私は二人のほうを振り向く。
「聞いた事がない…ですね」
「私も聞いたことがないです」
私が聞かんとしたことは二人にはわかったらしく、古泉君と橘さんが首をかしげている。
「とにかく…神は他に必要ないのだ」
まさか…私と周防さんは顔を見合わせた。
「何のこと?」
ハルヒが涼子に聞く。
「早い話が…ハルヒちゃんと佐々木さんの命を狙っている…ってことみたい」
「だったら…ずばり手っ取り早い方法があるじゃない。ねえ、佐々木さん」
佐々木さんも頷いている。
…って…手っ取り早い方法って…何?
まさか…
「チェンジ!マンティス!」
「チェンジ!ホッパー!」
…そのまさかだった。
ハルヒと佐々木さんは…レッドマンティスとホッパーソルジャーに変身して…
「グリーン!そこどいて!」
「どかないと巻き添え食うよ!」
そういうと二人で一緒にジャンプして…繰り出した技はもちろん…
「マンティス・ホッパー・ダブルキック!」
彼はすばやくよけたからよかったようなものだが…
「げ!」
トカゲ魔獣までもが…尻尾だけ切って脱出したその上…
「ハルヒ!佐々木!」
おまけに切れた尻尾が変形したステッキで…二人が首を絞められた状態になってしまった。
更に尻尾が別に再び生えてくる。
このままでは…と、私たちは顔を見合わせて…
「…チェンジ!ビー!」
「チェンジ!ドラゴンフライ!」
「チェンジ!バタフライ!」
イエロービー、シルバードレーク、ゴールドパピヨンに変身した。
そしてビーサーベル、ドラゴンフライクロスボー、バタフライブーメランで立ち向かい…何とかハルヒと佐々木さんを救い出した。
だが…逆に負けそうになる。
そこへ…
「チェンジ!スタッグビートル!」
古泉君がブラックスタッグに変身して…
「スタッグキック!」
ドカッ!と一発、回し蹴り。
回し蹴りといっても…彼の回し蹴りとは違って前方に少しジャンプした上での回し蹴りなんだけど。
「―チェンジ!アント!」
「チェンジ!ロングホーンビートル!」
「チェンジ!ジュエルビートル!」
更に周防さんと橘さん、美代子ちゃんも変身。
「スパイダー!」
「ファイアフライ!」
「スコーピオン!」
みくるさんと鶴屋さんと江美里さんも…予め変身した姿で駆けつけてくれた。
「センチピード!」
少し遅ればせながら藤原さんも…予め変身した姿で駆けつけてくれた。
「希望のパラドキサ!レッドマンティス!」
「知性のスズメバチ!イエロービー!」
「魅惑のジョロウグモ!ブルースパイダー!」
「霹靂のゲンジボタル!パープルフレアー!」
「怒涛のオニヤンマ!シルバードレーク!」
「可憐のアゲハチョウ!ゴールドパピヨン!」
「夢幻のダイオウサソリ!ホワイトスコーピオン!」
「勇気のギラファノコギリクワガタ!ブラックスタッグ!」
「情熱のヘラクレスオオカブト!グリーンビートル!」
「北高戦隊!SOS団!」
「そして…安寧秩序のショウリョウバッタ・ホッパーソルジャー!僕はいつでもクライマックスさ、くっく」
「明鏡止水のサムライアリ・アントソルジャー!――あなた―私に―釣られてみる?」
「拈華微笑のシロスジカミキリ・ロングホーンソルジャー!私の強さは泣けるのです」
「天衣無縫のヤマトタマムシ・ジュエルソルジャー!私も戦いますけどいいですか?答えは聞いてませんけど」
「震天動地のオオムカデ!センチピードソルジャー!最初に言っておく。俺はかーなーり強い!…ふっ、既定事項だ」

 
 

トカゲ魔獣が戦闘員を呼び出した。
「マンティスダブルトンファ!」
ハルヒがマンティスダブルトンファで戦闘員を倒していく。
「ビーサーベル!」
長門が羽根を伸ばして滑空し、ビーサーベルで戦闘員を倒していく。
「スパイダーマグナム!」
「ファイアフライキャノン!」
朝比奈さんと鶴屋さんが背中合わせの共同戦法で戦闘員を銃撃する。
「ドラゴンフライクロスボー!」
「バタフライブーメラン!」
朝倉と妹は羽根を伸ばして滑空しつつ共同戦法で戦闘員を倒していく。
「スコーピオンシザース!アンド・スコーピオンドリル!」
喜緑さんが右手首に装着したスコーピオンシザース及び左手首に装着したスコーピオンドリルで戦闘員を倒していく。
「スタッグダブルソード!」
「ビートルブレード!」
「センチピードチェーンソー!」
古泉と俺、それから藤原、要するに野郎三人はスタッグダブルソードとビートルブレード、センチピードチェーンソーを用いた共同戦法で最初からトカゲ魔獣と戦っている。
「ホッパーヌンチャク!」
佐々木がホッパーヌンチャクを用いたカンフー技で戦闘員を倒していく。
「アントハルバード!」
周防さんがアントハルバードで戦闘員を倒していく。
「ロングホーンダブルプサイクロー!」
橘さんがロングホーンダブルプサイクローで戦闘員を倒していく。
「ジュエルロッド!」
ミヨキチがジュエルロッドで戦闘員を倒していく。
そしていつしか戦闘員は全員倒され…残ったのはトカゲ魔獣。
まず…
「スパイダーマグナム・ワイヤーシューティングモード!」
朝比奈さんがスパイダーマグナムをワイヤーシューティングモードに切り替えると…スパイダーマグナムで光のロープを発生させてトカゲ魔獣を縛り付けた。
トカゲ魔獣が身動きが取れなくなったところへ…周防さんが…
「―アント・ヒールクラッシュ」
…と、踵落としをトカゲ魔獣に食らわせた。
「ロングホーン・トルネードキック!」
更に続いて橘さんがロングホーントルネードキックをトカゲ魔獣に食らわせた。
俺と古泉との共同技であるところの「ビートルトリプルキック」が多いだけに久々の単発キックだ。
トカゲ魔獣は相当ダメージを負った様子。
よし!今こそ6人で特訓したあの新・必殺技を試すときだ!
その名も…
「インセクトスケートボード!」
俺たちは赤、黄色、銀色、金色、黒、緑のスケートボードを手に取った。
簡略化したシルエットで「カマキリ」「ハチ」「トンボ」「チョウ」「クワガタムシ」「ヘラクレスオオカブト」が描いてある。
まず俺と長門、古泉が…トカゲ魔獣の周りを三角形にボードを走らせながらビートルブレード、ビーサーベル、スタッグダブルソードでトカゲ魔獣に切りつけた。
それから朝倉と妹が…八の字状にボードを走らせながらドラゴンフライクロスボーとバタフライブーメランでトカゲ魔獣を攻撃。
最後にハルヒが…まっすぐ突撃したかと思うとジャンプしてマンティスダブルトンファでトカゲ魔獣を殴って止めを刺した。
…と思ったらトカゲ魔獣が巨大化した。
「ギガファイアフライ・ギガスコーピオン、めがっさ発進にょろ〜」
鶴屋さんがインセクトフォンを使ってギガファイアフライとギガスコーピオンを呼び出した。
分乗して乗り込み、メガインセクトを発進させて…
「キングインセクト・完成」
「ギガファイアフライ・バトルモード、参上」
「ギガスコーピオン・バトルモード、見参」
そして…
「メガホッパー、メガアント、メガロングホーン、メガジュエル!出発進行!」
佐々木がインセクトチケットに改札して自分たちのメガインセクトを呼び出す。
そしてメガジュエルがまず開放されたかと思うと…メガアントとメガロングホーンが続いて分離して…
「インセクトライナー、場内進行!」
さらには…
「センチピードエクスプレス!出発進行!」
藤原がインセクトチケットに改札してセンチピードエクスプレスを呼び出した。
それが変形して…
「センチピードエクスプレス・バトルモード、場内進行!」
向かってくるトカゲ魔獣。
「パープル!レッドスラッガーを発進させて!」
「了解にょろ!」
そして…ハルヒは…
「シルバー、後は頼むわ!」
「おk」
ハルヒがレッドスラッガーに飛び移り、朝倉がハルヒのシートに移った。
古泉が朝倉の席のバックモニターを自分のほうに向けて調整している様子。
ハルヒはまずメガバタフライをレッドスラッガーに乗せて…メガバタフライの燐粉を使って空襲開始。
そして…燐粉とメガジュエルの光で弱らせたと見るや否や…レッドスラッガーをバトルモードに変形させた。
「ライナーハリケーン!」
まずインセクトライナーがライナーハリケーンを食らわせた。
だが…佐々木がどうやらさっき見ていたにもかかわらず「トカゲの一番の特徴」を忘れていたらしい。
そう…尻尾を切って窮地から脱出するという…あの特徴だ。
「―尻尾が――切れた――だけ」
しかもその尻尾がすぐに再生して…背後から襲い掛かられ、インセクトライナーが大ピンチに陥った。
慌ててインセクトキングとセンチピードエクスプレスでインセクトライナーを救い出す。
「レッド!ホッパー!レッドスラッガーとインセクトライナーを合体させるにょろ!」
ギガファイアフライのコクビットから「鶴屋モニター」を通じて鶴屋さんが言った。
因みにインセクトキングにおける連絡用モニターはどういうわけか俺の席に配置されていて、俺が勝手にギガファイアフライ用を「鶴屋モニター」、ギガスコーピオン用を「喜緑モニター」、レッドスラッガー用を「ハルヒモニター」、インセクトライナー用を「佐々木モニター」、メガバタフライ用を「妹モニター」、メガジュエル用を「ミヨキチモニター」、センチピードエクスプレス用を「藤原モニター」と呼んでいる。
回りにも声は聞こえるので…長門と朝比奈さんが顔を見合わせている様子。
「合体…できるんですか?」
佐々木が吃驚している様子。
佐々木が吃驚したくらいだから…ハルヒなんか「ただでさえでかい目」を余計でかくしてるだろうな…と、俺は想像した。
もちろんマスクのレンズ部分はマジックミラーだから見えないのが難点なのだけれど…。
「ええ…そのためのプログラムを転送しますからね」
喜緑さんがそういうとCD-Rを取り出して…ギガスコーピオンのコンピュータのCDドライブに挿入した。
「ターゲットロックオン!プログラム転送開始!」
何故か「喜緑モニター」からは「パラレルDays」が聞こえてくる。
…喜緑さん、まさか「パラレルDays」のCDと間違えて入れていないでしょうね?と突っ込もうとしたら…合体プログラムが起動したらしい。
「転送完了…合体開始!」
インセクトライナーがメガホッパー、メガアント、メガロングホーンに戻って、そこへステルスモードに変形したレッドスラッガーが合体して…
「完成!ライナースラッガー!」
…どうやら…「パラレルDays」は合体プログラムの起動BGM(?)とでもいうべきものだった…ようだ。
でも…なんかこの名前って「打つ球が野手の前で落ちないで取られてアウトばかりになる強打者」という意味合いになってしまうようだが…語感がかっこいいからまあいいかな。
それはそうと…ライナースラッガーはどうもハルヒのコクビットと佐々木・周防さん・橘さんのコクビットがそれぞれ別々のところにあるようだし、その上ハルヒコクビットのハルヒの動きでライナースラッガーが動くため、比喩としては「インセクトライナーがレッドスラッガーと合体してハルヒに乗っ取られたようなもの」が適切なのかもしれない。
このために佐々木がどうも戸惑っているらしい様子だ。
…佐々木…すまんが我慢していてくれ…俺は一生懸命佐々木に合掌する。
「…何を拝んでるんですかぁ?」
おっと、朝比奈さんに突っ込まれるとは俺も不覚を取った。
「トンファタイフーン!」
レッドスラッガーの能力で相手に気づかれないように背後に回ったかと思うと…スラッガートンファをライナーハリケーンの要領で食らわせた。
「よし!後は任せろ!…インセクトサーベル!」
「めがっさ了解!シャイニングカリバー!」
「事後処理です。ボイズンソード!」
尻尾を切って逃げられないように三大ロボの必殺剣を三方から食らわせて…
「とどめは俺だ!エクスプレスアックス!…ふっ、これも既定事項だ」
トカゲ魔獣が混乱して目を回したところへ…センチピードエクスプレスがエクスプレスアックスで止めを刺した。

 
 

再び…公園のローラースケート及びスケートボードの専用レーン。
「みっくるちゃぁーん…いいもの持ってきたわよぉ」
ハルヒが満面の笑みを浮かべている。
いいものって…まさか…と、三人三様に悪い予感がして…私と彼と古泉君はハルヒのいるほうを向いた。
「ちょ…ちょっと…ちょっと待って…ちょっと…」
いつの間にかハルヒは「青いスケートボード」を買っていたらしい。
そして…怖がるみくるさんを無理矢理スケートボードの上に立たせると…思いっきり背中を押した。
「わ…わ…わ…誰か止めてくださぁい!」
みくるさんは怯えた表情で腕を回して嘆願している。
「任しとけっっ!みくる!今行くぞぉっっ!」
鶴屋さんがインラインスケートでみくるさんの脇を通り抜けたかと思うと…抱きとめるつもりなのかみくるさんがこのまま直進したら…という軌道上に立った。
もっともみくるさんは止めることも曲がることも出来ないのでこれしか方法がないわけだが…。
どっかん!
みくるさんと鶴屋さんは正面衝突したみたいだが…鶴屋さんのインラインスケートのブレーキングが効いていく。
もちろんスケボーは…慣性の法則でさらに遠くまで行ったが…。
「はいどうぞ」
…江美里さんが苦笑しつつ、フィギュアタイプのローラースケートでその脇を通り抜け、拾ってきてくれた。
「お前なぁ…朝比奈さんはスケボー初体験なんだぞ!普通は基本的なことから教えるもんだろうが!」
彼に怒られて…
「だって…有希が初体験とは思えない滑りだったから…みくるちゃんも大丈夫だと思ったんだもん」
…珍しくちょっと反省している様子…のハルヒ。
「全く…困ったものですね、涼宮さんも」
古泉君が言うと…涼子もその隣で…
「これがスケートボードに対するトラウマにならなければいいんだけど…ね」
…と苦笑していた。

 

長門有希の「本日の発見」
どうやら…朝比奈みくるの「本来の時代」では…スケートボードもインラインスケートもローラースケートもキックボードも消滅している…らしい。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:03:52 (3088d)