作品

概要

作者G.F
作品名北高戦隊SOS団 − 「小豆色のカミキリムシ」 −
カテゴリーその他
保管日2007-04-30 (月) 20:12:27

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹登場
鶴屋さん登場
朝倉涼子登場
喜緑江美里登場
周防九曜登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木登場
橘京子登場

SS

 

町では…バファローの邪道魔獣が暴れている。
ポストや消火栓を壊す、赤い車にぶち当たるなど散々な有様だ。
まるで八つ当たりしているかのような暴れ振り。
あたしたちSOS団の5人と涼子、喜緑さん、キョンの妹ちゃん、鶴屋さんは…現場に駆けつけた。
「何が目的なの?」
「俺の目的はただただめちゃめちゃなまでの破壊。ただそれだけが目的だ。他に動機はない」
だから…ポストなんかも標的になってたわけ?
「そうはさせるか!みんな!変身よ!」
あたしは叫んだ。
「了解!」
全員が頷く。
「チェンジ!マンティス!」
赤いインセクトスーツがあたしの身体を包み…あたしはレッドマンティスに変身した。
「チェンジ!ビー!」
黄色のインセクトスーツが有希の身体を包み…有希はイエロービーに変身した。
「チェンジ!スパイダー!」
青いインセクトスーツがみくるちゃんの身体を包み…みくるちゃんはブルースパイダーに変身した。
「チェンジ!ファイアフライ!」
紫のインセクトスーツが鶴屋さんの身体を包み…鶴屋さんはパープルフレアーに変身した。
「チェンジ!ドラゴンフライ!」
銀色のインセクトスーツが涼子の身体を包み…涼子はシルバードレークに変身した。
「チェンジ!バタフライ!」
金色のインセクトスーツがキョンの妹ちゃんの身体を包み…キョンの妹ちゃんはゴールドパピヨンに変身した。
「チェンジ!スコーピオン!」
白いインセクトスーツが喜緑さんの身体を包み…喜緑さんはホワイトスコーピオンに変身した。
「チェンジ!スタッグビートル!」
黒いインセクトスーツが古泉君の身体を包み…古泉君はブラックスタッグに変身した。
「チェンジ!ライナサーズビートル!」
緑のインセクトスーツがキョンの身体を包み…キョンはグリーンビートルに変身した。
「希望のパラドキサ!レッドマンティス!」
「知性のスズメバチ!イエロービー!」
「魅惑のジョロウグモ!ブルースパイダー!」
「霹靂のゲンジボタル!パープルフレアー!」
「怒濤のオニヤンマ!シルバードレーク!」
「可憐のアゲハチョウ!ゴールドパピヨン!」
「夢幻のダイオウサソリ!ホワイトスコーピオン!」
「勇気のギラファノコギリクワガタ!ブラックスタッグ!」
「情熱のヘラクレスオオカブト!グリーンビートル!」
「北高戦隊!SOS団!」

 
 

バファロー魔獣が…戦闘員を呼び出したかと思うと…本人(?)は何も言わずにいきなりハルヒに襲い掛かった。
「ちょ…ちょっと…何よ!」
ハルヒは…散々痛めつけられた末、バファロー魔獣の足で思いっきり踏んづけられた。
長門がハルヒを救出しようとビーサーベルを片手に空中を滑空して近づこうとするが…バファロー魔獣の尻尾で鞭みたいに打たれてぶっ飛ばされた。
続けて出撃した朝倉と妹、通称「メタリック・コンビ」も…簡単に矢とブーメランを叩き落されてしまった。
朝比奈さんがスパイダーマグナムのワイヤーシューティングモードで光線を放つが…簡単に引きちぎられた。
…古泉、お前もやってやれ!
…了解。
俺と古泉は僅かな視線で会話を成立させて…
「ビートルダブルキック!」
俺は地上での回し蹴り、古泉はジャンプしながらの回し蹴りをバファロー魔獣に食らわせて…ハルヒをどうにか救出した。
その間…戦闘員は鶴屋さんと喜緑さんがファイアフライキャノンとスコーピオンシザースとスコーピオンドリルで始末していた。
更に向かってこようとするバファロー魔獣。
そこへ…
「僕・参上」
この台詞は…と見ると…案の定佐々木だった。
「今度は橘さんも連れてきました。よろしいですね?答えは聞いてませんが…」
周防さんだけでなく橘さんまでも…またもや鶴屋さんは困惑している様子。
「チェンジ!ホッパー!」
佐々木の身体を紅色のインセクトスーツに似たスーツ…「インセクトスーツ・タイプ2(=勝手に命名:俺)」とでもいうべきなのだろうか…が包み込む。
「安寧秩序のショウリョウバッタ・ホッパーソルジャー!僕はいつでもクライマックスさ、くっく」
あのー佐々木さん…「僕はいつでもクライマックスさ」ってどこかで聞いたような台詞なんですが…(汗)
「チェンジ!アント!」
周防さんの身体を藍色のインセクトスーツ・タイプ2が包み込む。
「明鏡止水のサムライアリ・アントソルジャー!――あなた――私に――釣られてみる?」
周防さんまでもが…「私に――釣られてみる?」って…(汗)
橘さんの図柄は…ゴキブリにしては身体が細いし…ホタルにしては触角が長い?
「チェンジ!ロングホーンビートル!」
橘さんの身体を…まるで阪急の電車のような小豆色のインセクトスーツ・タイプ2が包み込む。
ちょっと待て…はて?「ロングホーンビートル」って何だ?
直訳すると「角が長いカブトムシ」もしくは「角の長い甲虫類」ってことになるが…カブトムシとは明らかに違う。
「拈華微笑のシロスジカミキリ・ロングホーンソルジャー!私の強さは泣けるのです」
つまりカミキリムシか!
それにしても「私の強さは泣けるのです」って…こらこらこら…三人とも…(汗)

 
 

今度は同じような色(紅色)のスーツのホッパーに襲いかかろうとするバファロー魔獣。
さすがにホッパーは「レッドの二の舞」になるようなことはせず、とっさにジャンプしてよける。
向きを変えて再びレッドを襲うバファロー魔獣。
だがレッドも今度はさっきの二の舞にはならない。
見事なまでの連続ハンドスプリングバック転でよけたかと思うと…しっかりグリーンに肩車。
「…降りて…そこは私の指定席」
イエローが明らかに不機嫌な様子。
…って…はて…有希っちとキョン君はいつから肩車なんかする仲になったのだろう?
「は…たまにはいいでしょ?」
…って…レッド…いや、この場合ハルにゃんといったほうが正解かも…は何を優越感を味わっているんだろう?
「もういいだろ?降りろハルヒ!」
グリーンが道理を尽くして説得する。
「何よ!別にこのまま乗っててもいいでしょ?」
そういいつつ…飛び降りるレッド。
「もともとお前が勝手に乗ったんだろうが!」
グリーン…いや、この場合キョン君といったほうが正解かも…は嬉しくないのだろうか。
私は女だからよく解らないんだけど…それでも嬉しいんじゃないかと思えるんだけどね。
「ホッパーヌンチャク!」
ホッパーがその間にホッパーヌンチャクで反撃開始。
「アントハルバード!」
アントがホッパーに助太刀。
「ロングホーンダブルプサイクロー!」
ロングホーンもホッパーに助太刀。
因みにロングホーンの武器「プサイクロー」は沖縄武道で使われる十手によく似た武器「釵(さい)」。
「釵」というれっきとした漢字があるからわかると思うけどギリシャ文字の「Ψ(プサイ)」と形が似ているのは偶然だろう。
「こっちもめがっさ負けていられないにょろ!」
私がそういうと…グリーンも…
「そうだ!ハルヒ!長門!朝倉!佐々木!周防さん!橘さん!6人で立て続けにキックを食らわせてやれ!」
レッドとイエローとシルバー、ホッパーとアントとロングホーンは顔を見合わせる。
「そう…何ならハルヒと佐々木はインセクトクラッシュの要領でダブルキックだ!…俺と古泉の肩を使え!」
「了解!」
レッドとホッパーは…インセクトクラッシュの要領でグリーンとブラックの肩を使ってジャンプ。
「マンティス・ホッパー・ダブルキック!」
そしてそのままバファロー魔獣にダブルキックを食らわせた。
「…ビー;月面キック!」
「ドラゴンフライ・反転キック!」
「―アント・ヒールクラッシュ!」
イエローとシルバーは空中からキック、アントは地上で踵落としを食らわせた。
「涙はこれで拭いてください」
ロングホーンは懐紙をバファロー魔獣に投げたかと思うと…
「ロングホーン・トルネードキック!」
空中からきりもみ回転しながらのキックの前に…バファロー魔獣は爆死を遂げた。
かと思うと巨大化した。
「巨大戦は頼みましたよ」
そういうと立ち去るホッパーとアントとロングホーン。
花を持たせてくれているのかどうか…って所だけど…
「ギガスコーピオン!ギガファイアフライ!めがっさ発進にょろ〜!」
私はインセクトフォンでギガスコーピオンとギガファイアフライを呼び出す。
分乗して乗り込み、メガインセクトを発進させて…。
「インセクトキング、完成」
「ギガスコーピオン・バトルモード、見参」
「ギガファイアフライ・バトルモード、参上」
巨大バファロー魔獣が襲ってきた。
猪突猛進にインセクトキング、ギガスコーピオン・ギガファイアフライに体当たりを食らわせた。
倒れる三大ロボット。
すぐさまメガバタフライが飛び出し…燐粉を振りかける。
途端に苦しみ始める巨大イノシシ魔獣。
「インセクトサーベル!」
「ボイズンソード!」
「シャイニングカリバー!」
三大ロボットの必殺剣を受け、巨大バファロー魔獣は爆死を遂げた。

 
 

俺は公園のサイクリングロードで自転車をこぐ。
「長門…どうしたんだよ、急に…みんなで一緒に自転車に乗りたいなんて…」
俺の後ろには…長門が…かつての佐々木のように横向きに乗っている。
「…乗ってみたくなった。ただそれだけ」
だから…その理由は何なんだ?
「…あなたはあの女(ひと)を自転車の後ろに乗せていたと…国木田君から聞いている」
「あの女って…佐々木のことか?」
「…そう」
国木田め…余計なことを長門に吹き込みやがって!
ハルヒがタンデム専用自転車で俺の妹と一緒に通り過ぎた。
更に朝倉と喜緑さんも同じタイプのタンデム専用自転車で通り過ぎる。
更に後ろから古泉が…俺と同じタイプの普通の自転車で…何故か朝比奈さんを前向きで後ろに乗せている。
朝比奈さんは怖いのか古泉にしっかりとしがみついているようだ。
鶴屋さんはマウンテンバイクに乗っている。
ま、いいかな…佐々木が長門になっただけだと思えば…。
…俺は長門を後ろに乗せたまま、再び自転車をこぎ始めた。

 


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:03:40 (2730d)