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作者 | 電波の人 |
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作品名 | 団活前のひと時 |
カテゴリー | 長門SS(一般) |
保管日 | 2007-04-27 (金) 11:08:12 |
キョン | 登場 |
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キョンの妹 | 不登場 |
ハルヒ | 不登場 |
みくる | 不登場 |
古泉一樹 | 不登場 |
鶴屋さん | 不登場 |
朝倉涼子 | 不登場 |
喜緑江美里 | 不登場 |
周防九曜 | 不登場 |
思念体 | 不登場 |
天蓋領域 | 不登場 |
阪中 | 不登場 |
谷口 | 不登場 |
ミヨキチ | 不登場 |
佐々木 | 不登場 |
橘京子 | 不登場 |
放課後、私はいの一番に文芸室に行き定位置で本を読んでいる。
ここに一番に行くために軽い情報操作までしているのは彼には秘密である。
この事実が彼にばれてしまったら怒られるかもしれない。
でも、ここに一番に駆けつけるのには理由がある。
コンコン
と扉を軽く叩く音が耳に入る。彼だ。
古泉一樹の場合は扉を3回叩くが、
彼の場合は2回であることはすでに判明済み。
私は彼のノックに無言で答え、
無意識の内に読みかけの本から目を離し、
扉の方へ目線を移す。
彼が入ってくる。
いつも通り
「長門だけか」と独り言を言いながら私に挨拶をしてくれる。
私も彼にわかる程度に頷き、彼をしばらく凝視した後
目線を本に戻す。
彼を認識した刹那にいつも原因不明のエラーが発生する。
だが、このエラーは彼以外が原因で発生するエラーとは違い心地いい。
だから私はこのエラーを意図的に削除していない。
ここのところ涼宮ハルヒの教育の賜物か
特別な場合を除いて彼は2番目に来てくれる。
私がいの一番にここに来る理由は
彼との挨拶を二人だけの空間ですること。
これからもずっと・・・・・・
END