作品

概要

作者達磨
作品名親子水入らず?
カテゴリー思念体SS
保管日2007-04-20 (金) 22:04:28

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

主「私たちは単なる思念体だから肉体を持たないわけだが、
  私は自らの体を持って有希ちゃんと親子みたいに過ごしたい。
  そこで急進派、君の力を借りるわけだが。」

 

急「おや、俺の力が必要なのか。
  そいつは光栄だ。で、何をすればいい?」

 

主「あちらでのいわゆる「親父」というのはどんな格好をしているものなんだ?」

 

急「あぁ、それなら分かる。
  まずな、身長が低く太っていることが最低条件だ。
  身長が低いことによって女性と同じ目線で話が出来るし、
  また太ってるということは心が広いという印象を与えるようだ。
  また、服装はスーツをぐしゃぐしゃに着ること。
  酔っ払ってることが望ましい。
  これはどちらも、フレンドリーな感じを出すためだ。」

 

主「なるほどなるほど」

 

急「それと、初めて自身の体を持って子供と接するわけだし、
  出会い頭に抱きついちゃうのもいいんじゃないか?
  ちょっとサプライズだがすぐに正体をばらせば問題ないだろ。」

 

主「おお、すごいな急進派!
  とても私では考え付かないようなことばかりだ・・・
  最初はどこかの青年実業家みたいな服装で行こうと思ったのだが。」

 

急「それはやめておいたほうがいいな。
  エリートさを感じさせてしまうと相手が萎縮してしまって、
  会話が思うように進まないおそれがある。」

 

主「そうか、じゃあ急進派の言うとおりにして有希ちゃんの家に行ってみるよ」

 

急「おお、頑張れよ主流派
  久しぶりに親子水入らずで会話して来い。」

 

 

インターホンが私の部屋に響き、来客を知らせてくれる。
現在10時。こんな時間に来るとはどんな客だろう。
もしかして彼?
砂粒ほどの期待を振り払いながらドアを開ける。

 

主「有〜〜希ちゃ〜〜〜ん」

 

酔っ払いと見える中年男性が、いきなり私に抱きついてきた。
その人からは嫌に酒のにおいがする。
それ以外にも何か変なにおいがある。

 

主「久しぶりーパパだよー主流派だよー」

 

そう聞いた瞬間、情報連結解除開始していた。
悪気は無かった。
特に反省はしていない。

 

主「あー・・・・」

 

玄関は七色に光る粒子に包まれた。
主流派の断末魔もこだましながら。

 

急「やっぱりあーなったか」

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:03:36 (3090d)