作品

概要

作者G.F
作品名北高戦隊SOS団 − 「蜘蛛対蜘蛛の対決」 −
カテゴリーその他
保管日2007-03-08 (木) 20:47:41

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹登場
鶴屋さん登場
朝倉涼子登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

SOS団の団室。
彼と古泉君が…誰か女の人とお話をしている。
いったい…誰なんだろう?
私服を着た女の人だ。
ハルヒでもない…みくるさんでもない…もちろんみくるさんの異時間同位体でもない…知らない人だ。
そこへみくるさんが来た。
「あ、ちょうど良かった、朝比奈さん」
古泉君が…みくるさんに言った。
「こちら…未来の時間調査機関の方らしいですよ」
「あなたに…言伝を用意しております。私についておいで」
みくるさんはその女の人と一緒に出て行った。
「誰?今の人…」
ハルヒが不思議そうな顔をして振り返りつつ入ってくる。
「朝比奈さんに用事がある方らしいです」
「みくるちゃんに…用事?」
「ああ…あの人、元は書道部だろう?だから…書道の師匠か何かじゃないのかな?」
彼が適当に誤魔化す。
だが…ハルヒは天性のカンで何かひらめいたらしい。
「なんか怪しいわね」

 
 

私は…未来から来たというその女の人に連れられて倉庫のところへ来ました。
「未来からの言伝って…何の用事なんですか?」
「フフフ…案外、簡単に騙されたな、朝比奈みくる」
「騙されたって…私を騙したんですか?」
「そう。私はしょっぱなから…歴史を変えるつもりだったのさ」
そういうと女の人は…邪道魔獣…タランチュラ魔獣に変身しました。
「お前は未来人…つまり…お前をこの場で殺せば…それだけで歴史は変わる!」
どういうこと?
「つまり…朝比奈みくるは21世紀に16歳で死んだという歴史的事実を作れば…それだけでタイムパラドックスが発生する」
「…時間調査機関を…混乱させる気ですね!」
そうはさせるものですか!
「チェンジ!スパイダー!」
青いインセクトスーツが私の身を包みました。
ところが…です。
ブルースパイダーに変身できたのはいいんですけど…私は…そのまま追い詰められてしまいました。
「フフフ…ブルースパイダー、止めを刺してやるわ!」
タランチュラ魔獣の巨大な棘が…私はその棘を掴んで必死に抵抗しているんですが…私の身に刺さろうとしています。
…私…もう駄目です。
…未来のお父さん、お母さん…みくるは…この時代でこの世に別れを告げます…さようなら。
その時…聞き覚えがある声がしました。
「朝比奈さん!」
その声は…キョン君!
見るとキョン君の隣に長門さんもいます。
私は勇気百倍…タランチュラ魔獣を逆に投げ飛ばしてやりました。
「げ!いつの間に…」
タランチュラ魔獣が驚いています。
「…私たちは最初から尾行していた」
「話がうまく出来すぎていたから…ハナから信用してなかったのさ、タランチュラ魔獣!」
キョン君と長門さんが話します。
それから涼宮さんと古泉君、朝倉さんも駆けつけてきました。

 
 

「皆さん…来てくださったんですね!」
朝比奈さんが感激している様子。
…朝比奈さん…呼ばれなくてもちゃんと来ますから。
「みんな!朝比奈さんに加勢だ!」
俺の言葉にハルヒが、古泉が、長門が、朝倉が頷く。
「チェンジ!マンティス!」
赤いインセクトスーツがハルヒの身を包む。
「チェンジ!ライナサーズビートル!」
緑色のインセクトスーツが俺の身を包む。
「チェンジ!スタッグビートル!」
黒いインセクトスーツが古泉の身を包む。
「チェンジ!ビー!」
黄色いインセクトスーツが長門の身を包む。
「チェンジ!ドラゴンフライ!」
銀色のインセクトスーツが朝倉の身を包む。
「魅惑のジョロウグモ!ブルースパイダー!」
「希望のパラドキサ!レッドマンティス!」
「情熱のヘラクレスオオカブト!グリーンビートル!」
「勇気のギラファノコギリクワガタ!ブラックスタッグ!」
「知性のスズメバチ!イエロービー!」
「怒濤のオニヤンマ!シルバードレーク!」
「北高戦隊!SOS団!」

 
 

タランチュラ魔獣が戦闘員を呼び出した。
私たちは専用武器で戦闘員を倒していく。
そして再び…タランチュラ魔獣とみくるさんの一騎打ちに。
「タランチュラは蜘蛛の癖にいわゆる網状の巣を作らない種類…だから…もしかして…」
涼子は何かに気が付いたらしく、すぐさまみくるさんに向かって…
「ブルー!スパイダーマグナム・ネットモードを使うのよ!」
「え?ええ…」
みくるさんはおっかなびっくりで戸惑っている様子。
「…スパイダーマグナム!ネットモード!」
スパイダーマグナムからネット光線が発射され、タランチュラ魔獣に覆いかぶさった。
タランチュラ魔獣は破って逃げようともがくが…もがけばもがくほど身体に光の糸が巻き付いていく。

 
 

「よし!みんな!必殺技・SOSアタックよ!」
あたしは叫ぶ。
「了解!」
ブラックが黒いサッカーボールに変身した。
「朝倉!」
ブラックの変身したボールをグリーンがリフティングして、まずシルバーにパス。
因みにグリーンとイエローは変身後も「名前」で、あたしとブルーとブラックとシルバーは変身後は「色」で呼ぶ。
「イエロー!」
続いてシルバーがイエローにヘディングでパス。
「…ハルヒ!」
イエローがバック転キックであたしにパス。
「ブルー!思いっきり蹴って奴にぶつけてやりなさい!」
あたしはブルーにパス。
そしてブルーは「ブラック、ごめんなさい」と謝りながらボールを思いっきり蹴ってタランチュラ魔獣にぶつけた。
ボールはタランチュラ魔獣の身体を貫通してブラックに戻る。
そしてブラックがスタッグダブルソードを構えて…時代劇で「二刀流の使い手」がよくやる決めポーズ。
その瞬間…タランチュラ魔獣は爆発した。
…かと思うと…巨大化した。
あたしはすぐにブレスレットを通じて鶴屋さんに連絡を取った。
「鶴屋さん!メガインセクトを発進させて!」
「了解にょろ!」
そして程なくしてメガインセクトが姿を現した。
すぐに乗り込んでキングインセクトとして合体させ、巨大戦・戦闘開始!
だが、相手も去るもの。キングインセクトを突き飛ばすなどして抵抗する。
「インセクトシールド・ワイヤーシューティング!」
左腕と楯になったメガスパイダーから糸を吐き出させて…相手を動けなくして…。
「インセクトサーベル!」
右腕とサーベルになったメガビーのお尻の針・つまりインセクトサーベルで止めを刺した。

 
 

「ごめんなさぁい…私…騙されちゃいました…」
みくるさんがみんなに謝っている。
「みくるちゃん…ああいうことがあるんだからね。気をつけなきゃ駄目よ」
ハルヒがみくるさんを嗜めた。
「そうそう。とっさに変身できたから良かったようなものでさ…」
涼子もみくるさんを嗜める。
「いやぁ…それにしても蜘蛛(ブルースパイダー)対蜘蛛(タランチュラ魔獣)とは…今日の対決は凄いものがありましたね」
古泉君が言った。
「長門…」
彼が聞いてくる。
「まさかこの次は…カマキリ(レッドマンティス)対カマキリになるんじゃないだろうな?」
「その可能性は…ゼロとはいえない」
私はそう返事した。
そう…ハルヒの変身するレッドマンティスのモチーフはパラドキサ…日本のカマキリではないのだからして…。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:03:18 (2732d)