作品

概要

作者G.F
作品名北高戦隊SOS団 − 「二人の喜緑江美里」 −
カテゴリーその他
保管日2007-03-06 (火) 18:37:08

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

ある日のSOS団団室。
ハルヒと私とみくるさんが先に到着している。
みくるさんが着替えを終えた後…ドアをノックする音が。
「どうぞ」
ドアが開くと…そこには江美里さんの姿が。
「何か…御用ですか?」
「ちょっと…ね」
そういうと急に後ろに回る江美里さん。
…バコン!…バコン!…バコン!
…そこから先は…恥かしいながら、何があったかよく覚えていない。

 
 

その日…俺は掃除当番だったため、遅ればせながら団室に到着した。
古泉も掃除当番だったらしく、二人で合流する。
「ドアが開いてる」
「怪しいですね」
そして…俺と古泉は団室の中を覘いて…唖然とした。
「ハルヒ!長門!しっかりしろ!」
「朝比奈さん!しっかりしてください!」
ゆすぶると三人は目を開けた。
そこへ…
「ドアが開いてたので悪いなと思って入らせてもらったけれど…喜緑、ここへ来なかったか?」
誰かと思えば…コンピュータ研究会、略してコンピ研の部長だ。
「あぁーっっ…手遅れ!」
手遅れって…?
部長が指で指し示した方を見ると…いつもならそこにあるはずのパソコンが消えていた。

 
 

「それが…」
部長さんの話によると…江美里さんは…コンピ研からパソコンというパソコンを全部持ち出してしまったという。
「それで…俺、喜緑に締め上げられて…」
…もう一台、ここにあることを白状してしまったという。
そして部長さんは失神。
ここへ来るのに時間がかかったのは…そのためらしい。
そこへ…当の江美里さんが鼻歌で「Fixed Mind」を歌いながら登場した。
「喜緑!お前…ふざけやがって!」
突っかかる部長さん。
「何のことかしら?いきなり…」
部長さんの手を振り解く江美里さん、
「お前…さっきコンピ研に来て…パソコンを全部持っていっただろう?」
「そんなこと…知らないわよ!」
「いや…紛れもなくお前だったぞ!あれは…」
「違う!私じゃない!信じてよ!」
江美里さんは…彼氏の怒りの前に…ついに泣き出してしまった。

 
 

私は…江美里さんがパソコンを並べて繋いでいる現場に出くわした。
「江美里さん…いったい、何をするつもりなの?その大量のパソコンは…」
「うふ…これでちょっとした大型サーバー並の処理能力になったわね」
ちょっとした大型サーバー並み?
そんなものを作ってどうするの?
「そう…邪魔な情報統合思念体には消えてもらわないとね」
何ですって?
「江美里さん…情報統合思念体を消したら…自分も消えちゃうわよ!」
そこへブレスレットが鳴る。
「はい、こちら涼子」
「…涼子…江美里さんの偽者がいるらしい」
えぇっっ?有希…?
私は江美里さんの方を見た。
そういえば…情報統合思念体に消えてもらう…って…。
…と…いうことは…この目の前にいるのは…喜緑江美里ではない!
「貴様!喜緑江美里じゃないわね!いったい何者なの?」
「ふっっ…さすがはシルバードレークだけのことはあるな」
江美里さんの声が男の声に変わったかと思うと、姿が…緑色の怪人の姿に。
「邪道魔獣ね!」
「…その通り。俺は…ワカメ魔獣!」
目には目を歯には歯を…邪道魔獣には…そう!
「チェンジ!ドラゴンフライ!」
銀色のインセクトスーツが私の身を包む。
「シルバー!加勢よ!」
そこへハルヒちゃん、キョン君、古泉君、朝比奈さん、有希が駆けつけてきた。
「チェンジ!マンティス!」
赤いインセクトスーツがハルヒちゃんの身を包む。
「チェンジ!ライナサーズビートル!」
緑色のインセクトスーツがキョン君の身を包む。
「チェンジ!スタッグビートル!」
黒いインセクトスーツが古泉君の身を包む。
「チェンジ!スパイダー!」
青いインセクトスーツが朝比奈さんの身を包む。
「チェンジ!ビー!」
黄色いインセクトスーツが有希の身を包む。
そして…名乗りは…そう。
「希望のパラドキサ!レッドマンティス!」
「情熱のヘラクレスオオカブト!グリーンビートル!」
「勇気のギラファノコギリクワガタ!ブラックスタッグ!」
「魅惑のジョロウグモ!ブルースパイダー!」
「知性のスズメバチ!イエロービー!」
「怒濤のオニヤンマ!シルバードレーク!」
「北高戦隊!SOS団!」

 
 

いつの間にか…ワカメ魔獣は戦闘員を呼び出していた。
「行け!」
俺たちのほうに戦闘員が向かってくる!
ここで断っておくが…変身後もみんなを「名前」で呼ぶのは俺と長門のみ。
ハルヒと古泉と朝比奈さんと朝倉の四人は変身後は「色」で呼ぶ。
「マンティスダブルトンファ!」
ハルヒはカマキリのジャンプ力を生かし、二刀流で戦闘員に突っかかる。
「ビートルブレード!」
俺はカブトムシのパワーを生かして戦闘員と戦う。
「スタッグダブルソード!」
古泉はさすがにクワガタだけのことはあってやはり二刀流だ。
ハルヒと違う点といえば刀の長さ。
ハルヒは短剣だし、古泉は普通の日本刀くらいのサイズ。
「スパイダーマグナム!ワイヤーショットモード!」
朝比奈さんはクモだけあって銃口から光のワイヤーを出して敵を絡め取ってはキックを食らわせている。
「ビーサーベル!」
長門はハチなのでフェンシング技。これに飛行能力を組み合わせれば…けっこう強い。
「ドラゴンフライクロスボー!」
朝倉はトンボなので飛行能力を生かしてクロスボー、別名ボーガンを連続発射する。
おいおい誰だよ、朝倉の武器は「ナイフ」じゃないのかって言っている奴は…俺も初めはそう思ったがな。
…まあ…それはともかくとして…戦闘員は倒された。
ワカメ魔獣も触手を伸ばして俺たちの首を絞めるなど抵抗したもののついには倒された。
だが…すぐに蘇ったかと思うと…巨大化した。

 
 

ハルにゃんから連絡が入った。
「鶴屋さん!メガインセクトを発進させて!大至急!」
「了解!」
すぐさま私は専用の携帯電話「インセクトフォン」を取り出し、発進に必要なキーを押して…
「めがっさ発進にょろ〜!」
すると…うちの裏山が開いて…そこからメガインセクトが発進した。
因みに私の声紋がキーになるため、仮に「インセクトフォン」が盗まれても悪用ができないようになっている。

 
 

私たちはやってきたメガインセクトに乗り込み、合体させた。
因みにメガマンティスが頭、メガビートルが胴体、メガスタッグが足、メガスパイダーが左腕と楯、メガビーが右腕と剣、メガドラゴンフライが背中に翼として合体、巨大ロボットの「キングインセクト」となる。
そして…キングインセクトを使った巨大戦も大勝利を収めた。

 

「喜緑…疑ってすまなかった」
部長さんが江美里さんに謝っている。
「ええ…いいわよ」
江美里さんは機嫌を直したようだ。
パソコンは取り戻され、コンピュータ研究会の部室に戻された。
そして…もちろんSOS団のパソコンも…SOS団の団室に。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:03:17 (2704d)