作品

概要

作者達磨
作品名偶然です
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2007-03-03 (土) 21:14:16

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

ピンポーン

 

夜9時、普段なら鳴る事の無いチャイムの音が
こんな時間の来客を知らせてくれる。
しかし今日は両親共に出張で、その両親に用があるのなら
その来客は本当にご苦労様だ。
そう思いながら玄関に行き、ドアを開けると
意外なことに長門がいた。
何でこんな時間に?

 

「あなたの家に泊めてほしい」
「それは別にいいが・・・お前のマンションはどうした?」
わざわざ俺の家に来るなんて、何かしらあったに違いないので
一応聞いておく。
「それは言えない。わたしにも事情がある。」
ふむ・・・何だろうか。
鍵を無くしたとか?いや、長門なら鍵が無くても大丈夫か。
まぁ聞いて答えられない事を気にしてもしょうがない。
「分かった、それじゃ上がってくれ」

 

部屋に入るなり、長門は俺の部屋のドアのそばに正座で座った。
「長門、そこのベッドに座っていいんだぞ?」
「分かった」
そう言って、とてとてと歩き
俺が寝るとき足が来る位置に座った。
・・・何も動かない。
「長門、何か本でも読むか?」
「いい。私の目的はただ泊めてもらうこと。
 あなたは私を気にせずに生活をしていて欲しい」
うーん、そうか。
じゃあいつも通りにしているが。

 

2時間後、11時。
本当にいつも通りにした。
その間長門はずっと動いてない。
3年間も待機したくらいだから、これくらいは待ったうちに
入らないのだろうか。
さて、もう寝るか。
そう思って押入れから毛布を出す。

 

「そんじゃ長門はそこのベッドで寝てな」
「あなたもベッドで寝た方がいい。
 床で寝るのは良くない。」
つまり、一緒に寝ろと?
「私は気にしない、先にベッドに入って」
・・・・ん・・・まぁ長門となら別に一緒でいいか。
あくまでヒューマノイドインターフェースだからな、
そうさ宇宙人なんだから地球人と同じような感情を
抱く必要なんて無くて、じゃあ今俺がドキドキしてるのは
何でだろうと自分自身に聞いてみたい次第で(ry
先にベッドに入った。

 

俺は壁側に顔を向ける。
遅れて長門がベッドに入ってきた。
手と体が少しだけ触れる。
そうして隣に来た長門の存在は、背中から感じる
暖かさからも感じることが出来た。
わずかに呼吸音が聞こえる。
それは規則性に乗っ取っていて、どうやら既に
寝ているような雰囲気だった。
一生懸命長門を頭から追い出して今日は寝るか・・・
と思った矢先に長門が寝転がってこちらに近づいてきた。
都合よく長門の左手は俺の腰のあたりに回されている。
あの、長門さん、俺明日睡眠不足です。
こんな状況で寝れるかー!

 

翌朝。
「ありがとう。あなたのおかげで助かった。」
それは良かった。
ついでに俺の睡眠も助けてくれ。
「また学校で」
ああ、じゃあな。
しかし一体何だったんだろうか・・・
長門が家に来た理由は・・・・
長門が去った今気にすることでもないか。
そう思いつつ、朝刊のローカル面を見ると、
長門の住んでるマンションに小型隕石が降り注いだ
ニュースがでかでかと載っていた。

 

主「有希ちゃん、大丈夫だった?」
長門「平気」
主「それにしても不思議だなぁ・・・めったに落ちてこない
  隕石が大量に落ちてくるなんて・・・まさか有希ちゃんの仕業
  ではないよね?」
長門「全くの偶然。それを私が引き起こしたと疑われるのは心外。」
主「ごめんごめん・・・」
長門「あの出来事は全くの偶然。それがいくつも積み重なっただけのこと。
   偶然に偶然が重なっただけ。」
主「ごめんって言ってるじゃない・・・有希ちゃん・・・」
長門「彼の都合の良い日に隕石が落ちたのも偶然。」

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:03:16 (3093d)