作品

概要

作者G.F
作品名涼子とジムニーと有希と江美里
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2007-02-10 (土) 17:16:20

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子登場
喜緑江美里登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

設定参照
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SS集/492 SS集/499 SS集/502 SS集/507 SS集/510

 

私が通勤に使っている愛車はスズキの軽。
「スズキの軽」といっても「アルト」や「ワゴンR」といった「生易しい車」ではない。
オフロード4WDタイプの「ジムニー」なのだから。
ガレージで旦那のポルシェと並んでると…うーん…なんだか映えるような、映えないような…

 
 

「さて洗車終了…後は乾くの待ってワックス掛け…」
旦那は日曜学校で教会に行っているため、午前中は留守。
私は旦那の車がどいたのをいいことにガレージで洗車。
そこへ有希がホンダのスクーターでやってきた。
「あれ?有希…今日はどうしたの?」
「…ちょっと…買い物してきた」
そういわれてみると確かにバスケットに買い物袋が載っている。
有希は原付免許しか持っていない。
だからキョン君のサイドカーは運転できないのでサイドカー部分が指定席。
もともと有希としては「身分証明書」の方が目的なのだろうから…普段の買い物などはこれで事足りるらしい。

 

「そういえばみくるさん、免許取ったって言ってたね」
「…そう」
応接間に通してコーヒーを出す。
「来週から学校へもバイクで来るつもりらしいね」
まあ、あのハルヒちゃんの運転じゃ…相当怖かったんだろうな…と同情。
だってハルヒちゃん…インターチェンジのコーナーでわざとハングオンは掛けるわ…見てて怖くなるのよ。
そりゃバイクだもの。カーブで車体を倒さなければいけないというのは解るよ、解るけどさ…。
しかしうちの旦那…みくるさんのライダースーツ姿に相当にやけてたから後でお灸すえてやったけど…果たして効果あるのかな?
「ところで…キョン君はもう1台持ってるらしいって?」
「そう…250ccオフロード。メーカーは私のスクーターと同じホンダ」
有希によると…キョン君は大学時代、その250ccオフロードを運転していたという。
大型自動二輪免許そのものは持っているが、今のサイドカーを買ったのは有希と婚約してから、らしい。
目的は有希を乗せるためだったっていうから…うーん…うちの旦那にも見習ってもらわないと…。
因みにキョン君の250ccオフロードは最近の「仮面ライダー」のバイクのベースバイクとして使われている車種だという。
「ハルヒちゃんはそれ、運転しないの?」
だって250ccといえばハルヒちゃんのレプリカもオンロードかオフロードかが違うだけで同じサイズ。
「…オフロードは現在、ハルヒのセカンドと化している」
「やっぱり?」
ハルヒちゃんのことだから大概そうじゃないかと思った。
ハルヒちゃんがキョン君から強奪したのかそれとも譲渡されたのかはわからないけどね。
まあどうせ強奪したものにしても「キョンから貰った」というに決まっているし。
「…そしてハルヒのメインが夫のセカンドと化することもある」
「そうなの?」
あんなバイク、キョン君は恥かしくないのかな?
だってハルヒちゃん、あのバイクを「チームSOS団特別仕様」に仕立て上げてるんだから。
カウルのヘッドライト近くの黄色の円に黒い字で書かれたマシンナンバーが「861」であるその上、高校時代の制服姿のハルヒちゃんを2頭身ディフォルメしたイラストまで入っている。
見る人が見れば「元カノのバイク」だってすぐ解るんじゃないの?
みくるさんのも同じ車種なんだけど、マシンナンバーが「396」だったら大笑いよね。
そこへインターホンの音が。
「はい、古泉です」
「涼子?有希もいるよね?」
相手は江美里さんだった。
有希のスクーターがあるのですぐわかったらしい。
早速応接間に通した。
「ところで…あんたら6人、この前の土曜日、どこへ行ってたのかなぁ?」
「…淡路島経由で四国までツーリング」
有希が答えた。
「今度は天橋立まで往復する予定よ」
私も言った。
「私も混ぜてくれないかなぁ?」
「…私は構わない」
「私も別にいいけど」
…と、そこへ電話が。
「あ…涼子さん?僕です、一樹です」
相手はうちの旦那。
「今度のツーリングなんですが…急に機関の方からスケジュールが入ってしまったので…すみませんがあなたが一人であなたのジムニーで行ってください」
「しょうがないなぁ…」
旦那は機関の命令には逆らえないから…しょうがない。一人で行くか。
もっとも私は旦那の車を運転したくても「AT限定」の悲しさで法律上出来ないんだけどね、逆は可能らしいけど。
「ところで江美里さん…江美里さんの車って確か私のと同じだったよね」
色合いも似ているので二台並ぶとどちらだったかなと思うほどだ。
「え?あんたのはスズキでしょ?私のはマツダだよ」
そういわれてみれば…フロントのマークがスズキマークとマツダマークで違うんだった。
「え?マツダの…何という車だったっけ?」
「AZ-オフロード」
「…同じ」
私と江美里さんは有希の方を見た。
「…ジムニーとAZ-オフロードは『同一の車』を『別ブランド』で売っているもの。製造元はどちらもスズキでマツダにはOEM提供」
有希によると…ワゴンRとAZ-ワゴンの関係も同じらしい。
どうも遠めで見ると区別がつかないくらいよく似てるなと思ったのよね。
ま、これで人数は6人でそのまま。
バイクはみくるさんのが一台増えて車も江美里さんのが一台増える。
「ほんじゃ…よろしくねぇ〜」
江美里さんはそういうと立ち去った。
…はっ…江美里さんは結局、いったい何の用事でここへ来たんだろう?
まあ、そんなことはどうでもいいわ。
ん…そろそろ愛車にワックス掛けしないと。
「有希…悪いんだけど手伝ってくれる?ワックス賭け」
「…構わない」
有希…早く帰りたいんだろうけどごめんね。
キョン君もハルヒちゃんもごめん。有希にはもうちょっといてもらうわよ。
結局…ワックス掛けは有希に手伝わせたので早く済んだ。
うふ…明日、学校へ乗って行くのがもったいないくらい綺麗になってくれた。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:03:06 (2622d)