作品

概要

作者主流派万歳=十六夜
作品名主流派と風邪
カテゴリー思念体SS
保管日2006-12-17 (日) 21:57:14

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

主「う〜ん、う〜ん、頭が痛いよ〜、しんどいよ〜、ぽんぽんが痛いよ〜」
急「…なぁ、穏健派。主流派は布団の中で何やってんだ?」
穏「…なんでも体調を崩したようです」
急「…また何で?」
穏「…私から説明するのもくだらないことなので直接聞いてください」
急「…またアホなことでもしたのか?」
主「ごほごほっ! えーっとだな、簡単に説明するとだな、
  この私こと情報統合思念体主流派が、いつものようにコンビニエンスストア
  というトコで我が愛すべきアイス『有希見だいふく』を買占めに行ったとき、
  ふと目に入った雑誌にだな…ごほっ、なんでも地球上には『雪が降る』とい
  う現象があるらしいことがわかったのだ。我が愛娘の有希と同じ名前という
  運命を感じてだな、それを見に行ったんだ」
急「もう言わんでも薄々とわかるのだが」
主「げほっ、まぁとにかくそれを見にいったんだ。そして『雪が降る』を見なが
  ら有希見だいふくが無償に食べたくなってな。だってそうだろう?
  有希が降りながら有希見だいふくを食べるなんて、夢のようじゃないか!!
  げほ、ごほ、げふんっ。…へっくし!」
急「その結果、風邪をひいたと。腹まで痛いのは?」
穏「市内にある雪見だいふくを全部食べつくしたらしいです」
主「この有希に対する我が思い! 超えられる者は眼前に現れてみろ!!」
穏「はいはい、わかりましたから大人しく横になっていてください」
主「というコトで有希に看病してほしいから、お前ら二人で頼んでくれないか?」
急「断る。自業自得だ」
穏「私も同意見です」
主「急進派、お前の娘の歌も中々いいじゃないか。
  穏健派、そっちも発売が決定したらしいじゃないか、おめでとう。
  二人とも良い娘も持って幸せだな…。
  …で、頼みを聞いてくれるか?」

 

〜〜〜長門の部屋
急「頼むよ、ちょっとでいいから主流派の看病をしてやってくれないか?」
穏「この通りです。私達二人の顔に免じて行ってあげてください」
長門「……」
急「主流派が、『う〜ん、有希〜有希〜』ってうわ言のように言っているんだ」
穏「お時間はそんなに取らせませんから、どうかこの通りです」
長門「……了解した」
急「ありがとう。これで主流派も安心して浮かばれるよ」
穏「まだ死んでませんよ」
長門「………」

 

〜〜〜
主「……ん、も、もしやそこにいるのは有希、有希なのかい!?」
長門「寝ていて」
主「やっぱり有希なんだね! 心配すると思って何も言っていないのに
  わざわざ来てくれるなんて、やっぱり私たち親子は絆で繋がっているんだね!」
急「俺たちに呼びに行かせたのに白々しい」
穏「まぁ、嬉しそうにしているんだからいいじゃないですか」
長門「食べて」
主「これは…お粥という食べ物! 有希の手作り料理が食べれるなんて…、
  我が人生に一片の悔い無し!!!」
急「レンジで温めるだけのタイプのやつだがな」
穏「まぁまぁ、有希ちゃんがレンジで温めたんだから一応手作りですよ」
長門「はい」
主「あぁ…有希に寝汗を拭くタオルをしぼってもらえるなんて…、
  私は夢でも見ているじゃないだろうか」
急「有希ちゃんのクラスで使っている床拭きの雑巾だがな」
穏「まぁまぁまぁ、年季が入っていいじゃないですか。
  …おや、有希ちゃん。家に電話がかかってきてますよ」
長門「わかった」
主「仕方ない…。でもなるべく早くもどってきてね、さみしいから」
長門「……」
急「ノーコメントだな」
穏「ですね」

 

〜〜〜再び長門の部屋/キョンの家
長門「…もしもし」
キョン「ごほごほっ、あっ長門か?」
長門「そう」
キョン「いや、不覚にも風邪を引いてしまってな。ごほっ!
    家に誰もいなくて、メシも作れない状態なんだ。
    すまないが、コンビニでパックのお粥でも買ってきてくれないか?
    風邪が治ったらもちろんお礼はするからさ。げほげほっ」
長門「すぐ行く」
キョン「助かったよ。じゃあ、待ってる…。
    …ってなんでもうここにいるんだ?」
長門「すぐ行く、と言った」

 

〜〜〜
主「有希はまだかなまだかな〜。待ちどおしな〜」

 

〜〜〜キョンの家
キョン「悪いな、わざわざ手作りのお粥を作ってくれて」
長門「いい」

 

〜〜〜
主「有希…遅いな…」

 

〜〜〜キョン(以下略
キョン「いいってそこまでしてくれなくて。体の汗ぐらい自分で拭くから」
長門「いい。私がやる、やらせて」

 

〜〜〜
主「……有希」

 

〜〜〜キ(以下略
キョン「ホントに今日、俺の家で泊まるのか?
    明日まで親もいないし、いてくれるのは助かるが…」
長門「わたしがしたいからしているだけ」

 

〜〜〜
主「シクシクシクシクシクシクシクシク」

 

急「哀れだな」
穏「…えぇ」

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:49 (3088d)