作品

概要

作者
作品名とある〜文芸部室 10話 
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-11-22 (水) 00:18:20

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

とある お昼休みの文芸部室        小柄な少女が本を読んでいる。 
良くある微笑ましい光景に見えるが、文学少女が宇宙人ってのはそう無いはずだ。
 
窓辺で本を読む少女の傍らで、ハルヒはパソコンに向かいネットをして時間をつぶしている。 
突然、ハードディスクがガリガリと音を立てる。
「うわわっ 」
ハルヒは速攻でPCの電源を引っこ抜くと有希に話し掛ける。
「あぶなかった… 有希 これおかしくなってたら直しといてくれる? 」
「解った。」
 
「ところでさ、相談なんだけど。」
「…なに?」
有希は視線をハルヒへと移す。 
「生徒会と勝負する会誌なんだけど、小説のジャンルをこの四つにしようと
 思ってるんだ。 有希はどう思う? 」
ハルヒの持つメモ用紙には、ミステリ 童話 幻想ホラー 恋愛小説と書かれている。

「……いい。」
それだけ答えるとまた本へと視線を戻す。ハルヒは気にせず話を続ける。
「一応くじで決めようと思ってるんだけど、みくるちゃんは童話って感じだし、古泉君は
 ミステリーよね。有希は恋愛小説かな、創作でもいいし恋愛経験を元にしてもいいからさ。」

「わたしには… 経験ない。」
しまった、という顔をしたハルヒ
「えっ えーと ゆっ 有希は幻想ホラーかなぁ やっぱ難しそうなのは有希じゃなきゃ書けないし
 そっ それにキョンに恋愛小説を書かせる方が面白そうだわ。どう思う?」
「……いい 」

「そうね、有希が興味あるのならキョンが恋愛小説でもいいかな 」
「…あなたは?」
有希がハルヒを見つめると照れくさそうに言葉を返す。
「ちょっ ちょっとだけ あるかな 」
「……そう」
 
「そうなったら… いいね 」
「 …ね」
 
「有希、二人で一緒に読もうね」
「 …ね」 
ふたりの少女の想いが、彼にそのくじを引かせる。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:46 (1984d)