作品

概要

作者おぐちゃん
作品名ちびなが 8話
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-07-24 (月) 00:48:17

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

 食事時はまさに戦争だった。
 何しろ人数が普段の倍である。おまけにみんながちび長門をかまいたがるせいで、俺と古泉は片隅に追いやられる始末だ。
 ちび長門がご飯をこぼせば、ハルヒと妹が口の周りを拭いてやり、朝比奈さんは何故かメイドスタイルで右往左往。
 その後のお風呂タイムは、来るべきお盆の交通渋滞を先取りする喧噪であった。とりあえずお客である長門が一番風呂なのは当然として、ハルヒと妹は「ちび長門入浴権」を巡って争い、結局三人そろって入浴するという玉虫色の決着とあいなった。
 と、風呂に向かう長門が、不意に俺の袖をつかむ。
 なんだ長門よ。言っておくがうちの風呂は狭いぞ。
「しゃんぷーはっとはある?」
 ひょっとして、無いとだめですか……?
「うん」
 …………えーと、妹が使ってたのがあるかもしれん。探すからちょっと待て。
 結論だけ言うと、シャンプーハットは発見できたが、それを長門に渡そうとした俺は覗きの容疑をかけられる羽目になった。勘弁してくれ。

 

 さて、時刻は夜の9時。
 壁の向こう、妹の部屋からは、SOS団女性陣の声が聞こえてくる。
「寝るにはちょっと早い気がしますね……」
 いいからとっとと寝ろ、超能力野郎。
「しかし、あなたと二人きりとは、色気のないことで」
 ……そう言いながらも、こいつはいつもの笑顔である。むしろうれしそうに見えて不気味だ。
 仕方ないだろう、うちは部屋数少ないからな。この部屋割りは必然だ。
 そのうち隣の部屋からは声が消えた。長門と妹が寝付いたのだろう。
 どうせ明日はまた大騒ぎだ。今のうちにたっぷり寝ておこう。
「襲わないでくださいね?」
 ……そういう気持ち悪い冗談はよせ。と言うかそれはこっちの台詞だ。
 なんだか落ち着かない状況だが、俺は気にせず眠ることにした。
 さて、明日はどんなことに巻き込まれるやら。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:31 (3088d)