作品

概要

作者おぐちゃん
作品名ちびなが 5話
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-07-23 (日) 17:52:58

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

 ちび長門を連れて、自転車をこぐ。
 夏の暑さは風に吹き飛ぶ。長門の小さい体が俺の背中に押しつけられていて、こそばゆいような不思議な感触を伝えてくる。
 夏休みは始まったばかり。なんだか世の中には悩むことも苦しむことも無いような気がしてきた。
 長門が小さくなったのだって、きっと何とかなるだろう。現に長門は、いま自転車の後ろで本を読んでいる。……車酔いしなきゃいいが。
 なんだか、歌いたくなるような良い気分。そんなとき、携帯が鳴った。
 表示窓を見ると、発信元はハルヒだ。こんな時にどうしたんだ? もしもし。
『あ、キョン!? いまどこにいる?』
 どこって、街だよ。いま家に帰ろうとしてる。
『やっぱりあんたか! ちょっとそこでじっとしてなさい!!』
 ……「そこで」? どういうことだと言い返そうとしたとき。
「くぉら馬鹿キョンーっ!!」
 ハルヒの跳び蹴りが俺のこめかみに炸裂した。ちなみにハルヒはミニスカだったのでいろいろと見えてしまったが、その光景を堪能する余裕は無かった。
 転倒する俺と自転車。ハルヒはちび長門が転げる前に抱きかかえると(器用だ)、機関銃のようにまくしたてた。
「あんたついに犯罪に手を出したのね! 見下げ果てたわ変態!
 こんないたいけな子供をさらって何しようと 」
 ハルヒの言葉はそこで途切れた。抱えた子供が、長門そっくりなのに今更ながら気づいたのだ。

 



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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:26 (2810d)