作品

概要

作者nanashi
作品名she saw game
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-09-11 (月) 16:42:25

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

学校に着くとハルヒはまだ来ていないらしく、いつもよりは静かだった。
そう…谷口が俺の席に来るまではな。

 
 

「ようキョン、じつはお前にすばらしい話があるんだ」谷口はニヤニヤした顔をこちらに向けながら言い放った。
こいつの話がすばらしい可能性はまぁほぼゼロだろうな。 で、どんな話だ?
「実はな、俺様の美的ランキング改訂版を持ってきてやったんだよ」
おいおい、自信満々に言い放つことか?まったく…お前の美的ランキングを誰がみたいと言った。しかも改訂版とは…
「まぁそういうなってキョン、以前お前に話したときより順位が変わっているやつもいるぞ」
だからといって俺はみたいとは思わないがな…
「一年の女子全員についてのコメントも完備した完全版だぞ? まぁ受け取れ。そして明日にでも感想を聞かせてくれ。」
そういって谷口は強制的に俺に何枚かのプリントを渡した。しかしこんな物を作るとはあいつも暇だな…
こんなことをする暇があれば役に立たない経験を生かしてナンパでもすればいいだろうに。

 

いろいろなことを考えつつも俺は一応本を開いた。まぁ俺も男な訳だし少しは気になるからな。
朝倉は…トリプルエーに昇格してるじゃないか…谷口は眉毛フェチなのか?
ハルヒの項目をみようとするとそのプリントを後ろからひったくられた。
いったい誰だ――そこには少し顔を赤らめたハルヒがいた。おいおい一体どうした。

 

「ばばば…バカキョン!一体このプリントはなんなの!」安心しろハルヒ、このプリントは谷口が作ってきた美的ランキングだ。
改訂版らしいぞ。「そ…そう… でも私のところの項目は私がもらうわよ!いいわね!」
なんかめちゃくちゃを言っているが逆らうと後が怖いので許可をするしかないな…

 
 

無意味な数式を並べたりする授業がどうにか終わりを告げ。放課後になった。
いつも通り部室に向かいドアをノックした。
だが朝比奈さんの「どうぞ〜」という天使の歌声のような返事はなかった。
代わりに「………」という沈黙のみが返ってきた
入ってみると部室には窓際のあたりで椅子に座って本を読んでいる読書少女しかいなかった。
「なんだ、長門だけか」そういうと少女は少し顔を上げ「そう…」とつぶやいた。
パイプ椅子に座り長机の上に鞄を置き、古泉でも来ないかなどと考えていたら寝てしまったようだ。

 

意識が戻ってふと体を起こしてみると、長門が何かを読んでいた。だがそれは部室に入った時に読んでいた電話帳のような厚さの
洋書ではなくなにやら何枚かのプリントのようだった…どこか見覚えのあるプリント…朝谷口にもらったプリントだ。

 

「これ…何?」長門さんそれを一体どこで?「あなたの鞄からはみ出していて気になったから…」
それは今日の朝谷口から渡されたあいつの美的ランキングでな、決して俺の評価ではないぞ。
「私の名前が書いてる…Bクラスって?」長門は谷口の美的ランキングでAマイナーから降格してしまったようだ。
「性格が根暗で友達が殆どいない、他人に冷たい ってどういうこと?」長門が今にも泣きそうで…壊れそうだった。
「私は…情報統合思念体に作られた…別に性格を変えることだって…友達を構成することだってできる…」
長門の目からしずくがこぼれていた。長門…谷口はお前のことをよく知らないからこういうことを書いているんだ。
長門は俺の裾を握りながら壊れそうな声でつぶやいた。
「あなたは…わたしの事を冷たいと思ってない? 私には友達がいないとおもってる?」
そんなわけない、長門のことはよく知ってる。俺なら長門のことをわかってやれる自信がある。
「ありがとう…」そういいながら俺の胸に顔を沈めた。
俺は確信した。
友人の評価はイマイチでも

 

She's so cute!

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:25 (3092d)