作品

概要

作者おぐちゃん
作品名ちびなが 3話
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-07-23 (日) 17:50:56

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

 満腹になって落ち着いたのか、長門は普段のように本を読み始めた。
 どうやらもう大丈夫だな。俺は皿でも洗っていよう。
「…………」
 皿洗いが終わって居間に戻ると、長門が目をこすっていた。
 どうしたんだ? あまり強く目をこするとよくないぞ。
「……なんでもない」
 どうも長門の様子が変だ。見ていると、時折うつらうつらと船をこぐ。
 そうか。子供だけに、お昼寝の時間か。
「そのひつようはない。すいみんじかんはじゅうぶん」
 子供は寝なきゃいけないんだよ。本はやめて昼寝しろ。
「でも……」
 とりあえず反論は受け付けない。俺は押入から枕とタオルケットを出すと、長門を強引に寝かしつけた。
 ついでに大サービスだ、子守歌なんかも歌ってあげよう。
「ねーんねーん、ころーりーよ、おころーりーよー」
「…………りかいふのう」
 とかなんとか言いつつ、長門はあっという間に寝てしまった。
 ……妹の子守をしたことを思い出す。あのころは俺もまだ園児だった。
 父親って、こんな気分になるんだろうか。
 すやすやと寝息を立てる長門。起きているときとはうってかわって、その顔は年相応の少女のものだ。
 その寝顔を見ているうちに、俺もいつの間にか眠ってしまっていた。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:23 (2714d)