作品

概要

作者
作品名とある〜文芸部室 7話 古泉の言い訳
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-09-03 (日) 02:20:29

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

とある お昼休みの文芸部室        小柄な少女が本を読んでいる。 
良くある微笑ましい光景に見えるが、文学少女が宇宙人ってのはそう無いはずだ。
 
「やあ どうも長門さん。文芸部復活おめでとうございます。」
あいかわらずの笑顔で古泉が入ってくる。
「 ……… 」
「ここに来た理由は解っていらっしゃると思うのですが、貴女は最近、彼に近づきすぎる」
「 ……… 」
「我々『機関』は懸念しています。本来観測が目的の端末に過ぎない貴女が、
 彼女の鍵である彼に近づく事を。貴女の操り主は意見を変えたのですか? 」
「…情報統合思念体の方針に変わりは無い 」
「ならば彼から離れるべきです。我々『機関』…つまりその一員である私も、このまま
 見過ごして置けません。彼は涼宮さんを選ばなくてはいけない 」
古泉は椅子に座ると有希の回答を待つ。 有希が視線を上げる。
 
「…あなたは? 」
「ですから、我々機関は…
「…ちがう あなた『自身』は本当に涼宮ハルヒは彼を選ぶべきと、思っているの? 」
古泉は少し苦々しい顔で答える。
「確かに僕の心は、彼女に彼以外の男性を選んでほしいと思っています。ですが長門さん
 僕も組織の中に身を置く人間です。解って頂けませんか? 」
 
有希は本に視線を戻す。
「わからない… あなたは心を持っているのに、捨てようとしている。わたしは心を…
 持たされなかった。わたしが欲しがっている『心』とあなたの持つ心は違うの? 」
古泉は少しの間を置いた後に話す。
「同じだと…思います …ですが一つだけあなたの言葉を訂正させてください。
 あなたは心を持っていますよ。そう、生まれたばかりの、切ないほどに、澄んだ心を 」
「 ……… 」
                 …そんな お昼休み

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:21 (1984d)