作品

概要

作者nanashi
作品名長門と一夜15
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-09-02 (土) 16:16:46

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

「私のエラーによる世界改変後私はあなたに特別な感情を抱いてることに気づいた。恐らく愛情。
それと涼宮ハルヒに嫉妬していた」
「何でハルヒに嫉妬なんかしてたんだ?」
「あなたと涼宮ハルヒとの関係を私は望んでいたと思われる」
「どういうことだ」

「あなたと涼宮ハルヒとの深い信頼関係は揺るぎないもの。それが私にはない。だから涼宮ハルヒに嫉妬した」
長門は俺の手を握って続ける。

「それとあなたと涼宮ハルヒには既定事項がある。これはあなたと涼宮ハルヒが互いを拒否しない限り覆らない。だから余計に嫉妬した」

長門は言った。

「私にもあなたとの既定事項が欲しかった」

「……………」
この3点リーダーは俺だ。完全に思考がフリーズしてしまった。落ちつけ。冷静になれ俺。

「可能性は低くともあなたと共にありたい」
長門の目が潤んでいるのは気のせいだろうか?
「だが私を選べば世界が崩壊する危険性が高まる」
長門は俺の手を強く握る。
「だからせめて今は私と……」
そう言って長門は俺に寄り添って来た。長門の頭が俺の首辺りにある。
もう拒否する気はおきなかった。
「長門……」
「なに?」
「実際俺はハルヒに惹かれてるかもしれない」
「…………」
「だけど長門も好きだ」
「……」
「もし俺が長門を選んだとしてハルヒが暴走して世界が崩壊しても悔いはない」
「………」
「ただ今はまだ決めかねてる。長門……いや有希。今は保留でいいか?」
「いい」
長門は顔を上げてこっちを見る。
「なぜ有希と呼んでくれたの?」
俺の目を見て尋ねる。
「いや、何となく有希って呼んでみたくなった。嫌か?」
「嫌じゃない」
「そうか……」
「そう」
―――――――――――
「すぅ〜すぅ〜」
今度は本当に寝たみたいだな。
目をつぶった長門はかなり珍しいので網膜に焼き付ける。
しかし流石の俺も限界が近づいてきたようだ。眠い……。
寝る前に俺は長門の頭を撫でてやる。
「すぅ〜すぅ〜」
可愛いな。人形みたいだ。
もう限界だな…………。

俺はゆっくりとまぶたを閉じた。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:20 (3093d)