作品

概要

作者nanashi
作品名長門と一夜10
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-08-28 (月) 23:23:44

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

「ふぅ……」
いやぁ冷めた体に丁度いい温度のお湯は実に心地いい。
「タオルと着替え」
「ああ、パジャマの上にでも置いといてくれ。ありがとうな」
「いい」
それにしても長門より先に入って良かったのだろうか。
そもそも長門は風呂に入るのか?
いくら宇宙人でも体が汚くなれば入るよな。
ん?長門の奴何してるんだ?
「長門何やってるんだ?まだ何か用か?」

「今日……泊まる?」
そうだ。今それが今日最大の懸案事項だったんだ。
男女が一晩共に過ごすんだ。かなりマズい気がしないでもない。長門なら何事もないように寝そうだが。
しかしあの風雨だ。帰るのは不可能に近い。今親父出張中で車ないしな。
仕方ない。泊まるしかないか……。
「長門、すまんが今日ご厄介になるよ。この雨ずっと続きそうだしな」
「そう」
言葉が弾んでいた。ヒューマノイド・インターフェースも寂しかったのだろうか?
朝倉が消えてからここに訪ねてくるやつは俺と喜緑さん位だろう。朝比奈さんもいたか。

俺は風呂から上がり長門から貰った牛乳を一気飲み干し家に連絡をした。
雨のお陰で携帯が浸水して使えなくなったので長門家の電話を借りる。
「キョン君〜何やってるの?お母さん心配してるよ」
「ああ…そのことがだなぁ、この雨で外に出られなくて今ほら、夏休みに島に連れて行ってくれた男いるだろ?
そいつの所に泊めてもらうことになったから」
「ん〜わかった。お母さんに伝えとくね」
「悪いな」
妹に嘘言うのは心苦しいが本当のこと言うと俺の家での地位を著しく失うことになる。
すまん妹よ。

また長門は畳の部屋に引きこもっている。今度は何を持ってくるんだろうか?
ガラガラ……
今日何回この音を聞いただろう。長門は部屋から出てきた。
手には何も持っていない。
「布団」
そう言うと長門はあの部屋を指差す。
長門さん?あなたの分も後で敷くんですよね?

そこには少し大きめな1人用の布団しか敷いていなかった。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:16 (3088d)