たまにCSSが抜けた状態で表示されてしまうようです。そのような時は、何度かリロードすると正しく表示できるようになります。
作者 | nanashi |
---|---|
作品名 | 長門と一夜7 |
カテゴリー | 長門SS(一般) |
保管日 | 2006-08-27 (日) 23:17:30 |
キョン | 登場 |
---|---|
キョンの妹 | 不登場 |
ハルヒ | 不登場 |
みくる | 不登場 |
古泉一樹 | 不登場 |
鶴屋さん | 不登場 |
朝倉涼子 | 不登場 |
喜緑江美里 | 不登場 |
周防九曜 | 不登場 |
思念体 | 不登場 |
天蓋領域 | 不登場 |
阪中 | 不登場 |
谷口 | 不登場 |
ミヨキチ | 不登場 |
佐々木 | 不登場 |
橘京子 | 不登場 |
ジャージャー……
長門がフライパンでご飯を炒めている音だ。
あの後長門は俺に冷たい視線を送りながら台所へと向かった。
あの不良生徒会長との戦いの時のオーラを身に纏っている。
今回は本気でぬかったなぁ。まさかこんなに速く長門が帰って来るとは……。
「長門、すまなかった」
とりあえず平謝り。
「……………」
背中が怒っている。
「本当に悪かった。もうあんなことしないから。この通り」
「……」
少し怒りオーラが少し弱まった。よし、もう一息だ。
「そうだ。今度2人でどっか行こう。何でも好きなもの買ってやる」
なんでこんな倦怠期にご機嫌とろうとするおっさんみたいな謝罪をしなければならないんだ。
もう少しまともな謝罪を思いつかんのか俺。
「わかった」
長門は小さく呟いた。
「こりゃ上手そうだ!!」
すっかりご機嫌を取り戻した長門はオムライスを完成させこたつ台に置いた。
「長門……このケチャップの模様はどういう意図が?」
「……」
俺のオムライスに描かれた模様は『ハートマーク』だった。
「長門!ウマいぞ。レストラン並の出来だ」
本当にうまかった。半熟の卵が溶岩のように流れてチキンライスとの絡みは完璧。
それに相まって長門の手作り料理。閻魔様も泣いて喜ぶぞ。
「そう」
俺の補正入りだが長門は喜んでいる。誉められたのが嬉しかったのだろうか?
オムライス山を半分切り崩した時、長門は俺に尋ねた。
「占いの結果も見た?」
また部屋が凍りつくのを感じた。