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作者 | nanashi |
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作品名 | 長門と一夜3 |
カテゴリー | 長門SS(一般) |
保管日 | 2006-08-26 (土) 22:46:22 |
キョン | 登場 |
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キョンの妹 | 不登場 |
ハルヒ | 不登場 |
みくる | 不登場 |
古泉一樹 | 不登場 |
鶴屋さん | 不登場 |
朝倉涼子 | 不登場 |
喜緑江美里 | 不登場 |
周防九曜 | 不登場 |
思念体 | 不登場 |
天蓋領域 | 不登場 |
阪中 | 不登場 |
谷口 | 不登場 |
ミヨキチ | 不登場 |
佐々木 | 不登場 |
橘京子 | 不登場 |
まぁ相変わらずこたつしかないシンプルな部屋だな。せめて本棚位置けばどうだ?本好きなら本棚は標準装備だろ?
俺は部屋を見渡す。ん?あれはこの前借りた本か?
こたつ台の上に無造作に3冊の本が置かれていた。
「……」
長門は神速でそれを学生鞄に放り込んだ。
速すぎるだろ長門。姿が見えなかったぞ。
「え〜とだな、長門俺に何か用か?またハルヒか?」
「違う」
「じゃあなんだ?」
「あなたは動かなくていい。座っていて」
そういって長門は畳の部屋に学生鞄を持って消えていった。
何なんだあいつは?ほんとに読めない。意味不明だ。
もうそろそろ飯時なのに……。早く用件を言ってもらって帰宅したい訳だが。
ガラガラ……
畳の部屋から出てきた長門は制服にエプロンとバンダナ姿だった。
真ん中に兎をあしらった白色のエプロンと兎が沢山プリントされているバンダナを巻いた長門が俺の前を横切る。
「もしかして飯作ってくれるのか?」
「何がいい?」
長門!お前はレトルトカレー以外のものも作れるのか?
「じゃあ……オムライス頼めるか?」
「了解した」
そういって兎長門は台所へ向かった。
あいつ兎好きだったんだな。
意外に可愛い趣味してるじゃないか。
兎長門は黙々と夕食の準備に取りかかっていた。