作品

概要

作者nanashi
作品名長門有希の消失4
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-08-25 (金) 19:10:38

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

一夜明け空は雲一つない青空が延々続いていた。
俺は寝不足だ。なぜかって?
昨日の長門の奇妙な言動について考えていたからだ。
『わたしは邪魔者。あそこにいない方がいい存在。いてもいなくてもいい存在……ただの置物』

 

……いなくてもいい存在な訳がない。あいつは俺の命の恩人だし、SOS団に必要不可欠な仲間だ。
いらない存在なら年末に情報統合思念体に喧嘩売ったりするか。

 

そんなこと考えながら少し湿った坂を登っていると
「よう、キョン。どうした? 深刻な顔して。また涼宮に何かされたか? 」
谷口と国木田が話かけてきた。
お前らはいいよな。そんな悩み0な顔してさ。
「どうしたのキョン?涼宮さんにふられたりでもした?」
「アホか!」
「バカだな国木田、いくらキョンでもあんな悪魔なんかとカップルになる勇気ないだろ」
もっともな意見だ谷口。今回は誉めてやってもいい。

 

俺は背後にとてつもないプレッシャーを感じた。悪魔の降臨。
「谷口君? 誰が悪魔だって? 」
罰ゲーム思いついたあの笑顔で谷口の肩を掴む。
「す、す、涼宮!!」
谷口は本気でビビってるようだった。無理もない。逃げる谷口。
「待ちなさーーーい!!」
教室には魂を吸い取られたような形相の谷口と疲れきった顔のハルヒがいた。
「谷口のせいで今日1日の体力使い切っちゃったわ。まだ授業始まってないのに汗だくよ」
心底不機嫌そうに言う。「で有希どうなった?」
「まだ来たくないらしい」
俺は昨日の電話の内容をハルヒに報告した。
「どういうこと? もう訳がわからないわ。お昼にでも6組に行って直接聞いてこようかしら」
「いや、6組には俺が行く。お前は待ってろ」
「なんで団長の私に指図するのよ!」
抑えろハルヒ。みんなが見てる。
「いいから今回の長門の件、俺に任せてくれ」
しばらくハルヒは沈黙し
「わかったわよ……。但し有希連れて帰ってこなきゃ死刑だからね!」

 

で昼になり俺はいつものように谷口達と弁当を共にする。
「お前もつくづく不幸な奴だなキョン。あんなあく……いや何でもない」
谷口は一体ハルヒになにされたんだろうか?

 

ハルヒに何されたか国木田がはっきりと聞いて谷口がただただ震え出すのを見ながら俺は白飯を口に放り込む。
弁当箱を鞄の中にいれ、 俺は6組へと歩を進めた。

 

そこで俺は6組の女子の中心にいる長門を目撃したのである。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:12 (2704d)