作品

概要

作者ID:PvyPugvD
作品名vs生徒会長戦
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-08-19 (土) 08:41:22

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

秋もその深さを増し続け、白雪の季節が近づいているある日のことである。
私はこの学校の生徒会長から召還命令を下された。理由はひとつ。
何も形を残す活動が見られない文芸部の活動休止宣告。ただそれだけ。
しかしそれすらも建前でしかない。文芸部の無期限休部を理由に、
SOS団の存在を抹消しようという魂胆だ。生徒会長は、SOS団を潰す気だ。
生徒会長はもっともな理由を並べ休部の正当性を主張する。
確かに会長の言うことは正しいのだろう。だが、──気に食わない。
その顔その丈その態度、会長の何もかもが気に入らない。腹が立つ。
状況は深刻。このままことが進めば文芸部は営業停止の札を貼られてしまう。
何だかんだいって、私にとってSOS団はかけがえの無いものになっている。
涼宮ハルヒを筆頭に、団員面々の誰もを気に入っている。その活動も。
無駄に行動的過ぎる涼宮ハルヒ。彼女に引っ張られ何かをすることは楽しい。
無駄に顔面偏差値が高い古泉一樹。彼のフォローに何度助けられたことか。
無駄に乳の大きい朝比奈みくる。彼女が生み出す微笑ましい空気は心地よい。
そして、彼。どれもこれも、今失くしてしまうには惜しいものばかりなのだ。
会長を見る。眼鏡が二ミリ左に傾いている。見続ける。十円ハゲを発見する。
見ているだけで腹が立つ。お前の態度が気に食わない。決めた。
飛ばす。ホンジュラスですら生ぬるい。タクラマカン砂漠で乾いていろ。
これ以上何かほざいたら即刻情報操作をしてやると決意したその時である。
(大丈夫。全ては機関の仕組んだ計画)喜緑江美里が全てのタネを明かしてきた。
それを聞いた途端、安堵としかいいようのない安心感が全身を満たした。
ああ、SOS団は無くならないのだ。私はまた、あの空間に混ざることができるのだ。
しかし、最近はどうもいけない。感情に走りすぎる。私は知的なキャラなのに。
自分に対しダメ出しを行っていると、喜緑江美里がまた話しかけてきた。
(ところで五百円貸してくれない? お財布忘れてきちゃったの)
対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスの行く末が心配になった。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:06 (2003d)