作品

概要

作者ムック
作品名情報統合思念体の懊悩(学園祭の巻・前編)
カテゴリーその他
保管日2006-08-16 (水) 09:48:51

登場キャラ

キョン不登場
キョンの妹不登場
ハルヒ不登場
みくる不登場
古泉一樹不登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子登場
喜緑江美里登場
周防九曜不登場
思念体登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

とあるマンションの505号室、サラリーマン風の中年3人がコタツを囲んでお茶してる。
暇を持て余している光景にも見えるが、三人揃って宇宙人ってのはそう無いはずだ。

 有希パパ(小声)「穏健派、どうにかなりそうか?」
江美里パパ(小声)「もうちょっと時間を稼いでください。
      セキュリティブロックが頑丈なんです。
      でも、江美里になんとか連絡がとれたところです」
 有希パパ(小声)「失敗は許されない。
      時間の方はなんとかするから慎重にたのむ」
江美里パパ(小声)「分ってます」

ダイニングの方から朝倉涼子がウェッジウッドのカップと紅茶ポットをお盆に
のせてリビングに入ってきた。途端に主流派と急進派は話が弾んでいるように
向かい合い話し込むようすをする。涼子はお盆をコタツの端に置くと、各自に
紅茶をサービスしだした。
   涼子「みなさんお茶にしませんか」
 有希パパ「私の設定で職業のところの≪部長≫というものはなんだ?」
 涼子パパ「集団の中の識別ラベルでしょうかねぇ
      概念的な説明を言語でするとひどく冗長になりますね」
 有希パパ「じゃあ軍隊でいうとなんだ?」
 涼子パパ「陸軍中将でしょうか…」
   涼子「まぁ、パパったら随分地球のことが詳しいのね」
 涼子パパ「はははっ、まだまだ涼子には敵わないよ」
   涼子「喜緑のおじさまは何を熱心にされているの」
江美里パパ「はははっ、こ、これかい、ゲームボーイだよ
      ゲームというのかい、むづかしいねぇ、ははは」
   涼子「わたしパパたちがこんなに素直に反省してくれるなんて
      思ってもみなかったわ」
 有希パパ「はははっ、そうだよ涼子ちゃん
      おじさんたちはもう海よりも深く反省しちゃっているんだよ。
      だから、ちょこっとだけここから外にだしてくれないかな」
   涼子「それ無理」
 涼子パパ「りょうこぉ〜、パパもすっごく反省してるから。
      今日は北高の文化祭なんだろ、ちょっと見学に行くだけだから」
   涼子「だから、わたしがパパたちの監視することになったのでしょ。
      この部屋は私の情報制御下にあるから無駄な努力はしないこと、
      それよりもみんなでトランプをしましょ
      わたしトランプをもってくるわね」

涼子がリビングルームから出て行くと、カーテンの隙間から出し抜けに
喜緑江美里が顔をのぞかせた。

  江美里(小声)「お父様、一時的に特異点に空間を繋げました。
      はやく、今のうちです」
江美里パパ(小声)「主流派急いでください、急進派もこちらへ」
 涼子パパ(小声)「私は残って時間稼ぎをしたほうがよくないか?」
  江美里(小声)「おじさま危険すぎます。
      とにかく早く…」

カーテンの隙間が閉じて誰もいなくなったリビングに涼子が戻ってきた。
   涼子「あれ、パパ?長門のおじさま?喜緑のお・じ・さ・ま?
      …………
      あ〜あ、また任務失敗しちゃった。
      わたしは所詮バックアップなのかなぁ(-д-(サラサラサラ……」

  #涼子の情報制御空間から脱出した中年親バカトリオだどうなる!
  #次回につづく

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:02:04 (2729d)