作品

概要

作者陵くん
作品名さらば長門 フォーエバーその6
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2011-08-31 (水) 17:04:16

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子不登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

「…ふざけんな長門、俺はいつだって、痛いほどずっとお前しか見てないから、届いてるんだ」
俺がお前の手を離すわけないだろ?だからな、お前も俺の手を離すな。俺はいつだってお前の近くにいるから…だからな長門、お前も俺のそばにいろ。ごめんじゃねぇぞ、さよならなんて言わせるか、世界を作り替えてでも近くにいてやるさ。
長門の目からは涙が溢れていた、そして、長門は対有機生命体インターフェースとしてじゃなく、ただ一人の俺の大好きな少女として泣いていた。無表情でもない、俺の妹が泣き叫ぶように感情を豊かに泣いていた。
「お前はそれがイヤか?長門…」
長門は大きく首を横に振った。
「…私は……あなたと…一緒に…」

 

無意識にというのは怖いもので、言い訳がきかないぶん引き返すことも出来ない。

 

俺は長門を抱きしめていた。
「長門、ハルヒもなにも俺に任せておけよ…ただ近くにいてくれるだけで良い。行かないでくれ長門」
やっぱり、お前も一人じゃ寂しいと思う時があるんだな。長門は俺の制服を掴み、ブレザーに顔を当てている。涙も鼻水がついてようが別にいいぞ長門。ただ、すまんな古泉、お前にはずいぶんと迷惑をかけるな。朝比奈さん、あなたならわかってくださいよ?俺は《俺》に制服をきせて、《俺》がきていた服を着た。
「長門、俺は未来に戻らなくちゃいけないから…このあとのことは任せる。」
「……そう」
長門はうなずくと、俺の腕を掴み部屋を出る。
その瞬間。

 

長門の唇が俺の唇に触れた。

 

「うわっ!」
気がつくと部屋のベッドから落ちていた。
夢か?夢か?なんつぅ夢見てたんだ!前にもこんなことがぁ!!フロイト先生も爆笑だっぜ!
…いや夢じゃないみたいだ。服が《俺》が着てた服になってる。携帯にも古泉や朝比奈さんから電話が来てる…かけ直そうか考えたが、俺は真っ先に電話帳から名前を出して、電話かける。
コール音が一度なって相手は出た。
「長門か?」
「なに」
安堵の声だった。長門がいる
「長門、あれは現実か?」
「そう、たった今あなたは私が消滅しなかった未来に戻った。」
「行かないでくれたんだな長門…」
少しの沈黙が続いて、長門は一言いった。
「あなたが好きだから……」
  

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:01:55 (1834d)