作品

概要

作者いつまでも新米
作品名イメージソング・フロム・SOS団第五章:5
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2011-01-31 (月) 11:14:49

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹登場
鶴屋さん登場
朝倉涼子登場
喜緑江美里登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

「脅威は去りました。
 情報統合思念体にも今のデータを全て送ったので、程なく異世界からの侵攻に対抗する術が考案されるでしょう。
 思念体は、身の危険も省みず長門さんを連れて帰ってきたあなたに感謝しています。
 そしてもちろん私たちも。
 有希ちゃんを助けてくれてありがとう」
「あ、あ、あの、き、喜緑さんたちはな、なぜここに?」
 どもってることにはツッコむな。
 あれだけのことが起きたんだ、ショックでどもりもするさ。
 …決してしゃくりあげてるわけじゃないぞ。
「館で遊んでいたら、空間が変異したのを感じ取ったから、鶴屋さんに言って抜け出してきたのよ。
 あの人事情しらない筈なのに大物よね。
 で、一番壁が薄いとこを見つけたのはいいんだけど、こちらから壊したり侵入したりができなくて、様子を見てたらあなたたちが出てきたってわけ」
 そうか。
「んもう、ほら、ハンカチ、涙拭きなさいよ」
 スマン。
「よっぽど怖かったのね。
 そんなにすごいヤツだったの?」
 いや、見た目とかは別に。
「え?じゃあなんで泣いてるの?」
 怖かったさ、怖かったんだよ。
 長門がいなくなるかもしれないってことが。
「ふーん、そこまでは私にはまだよくわかんないな…」
 お前にも好きな人ができればわかるさ。
「え?キョンくん、それって…」
 あぁ、そういうことだ。
 俺は長門に向き直った。
「長門」
「………」
 これだけは言わなくちゃいけない。
「もう二度と、二度とあんなことは言わないでくれ。
 俺はお前がいなくなるなんてことは耐えられない」
「………わかった」
 あと、これも言っとかなきゃな。
「それと、改めて言わせてくれ。
 長門、好きだ。
 俺とずっと一緒にいてくれないか?」
 長門は、その大きな瞳で俺を見つめると深く息を吸い込んで
「私も、あなたを愛している。
 私をあなたの恋人にして欲しい」
 と言った。

 

 そして俺たちは、どちらからともなく抱き合った。
 横で朝倉と喜緑さんがキャーキャーいったり、喜びで涙腺が緩んだりもしたが、とりあえずは腕の中の長門のぬくもりに集中することにした。

 

 あまりに色々起きすぎて集合時間に遅れ、ハルヒには怒られることにはなったが、手をつないでいる俺たちを見て
「良かったわね」
 と言ってくれた。
 古泉と朝比奈さんも祝福してくれたし、
 館に戻るなりハルヒが高らかに俺たちのことを叫んだ為、妹と鶴屋さんにからかわれることとなった。

 

 因みに朝倉と喜緑さんは、一足先に別ルートで館に戻っていて、いかにも驚いたような演技で祝福してくれた。

 

 まぁ、なんつーか。
 嬉しいもんだ。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:01:51 (3093d)