作品

概要

作者おぐちゃん
作品名ながキョン 第五話
カテゴリー長門SS(一般)
保管日2006-08-06 (日) 00:49:57

登場キャラ

キョン登場
キョンの妹不登場
ハルヒ登場
みくる登場
古泉一樹登場
鶴屋さん不登場
朝倉涼子登場
喜緑江美里不登場
周防九曜不登場
思念体不登場
天蓋領域不登場
阪中不登場
谷口不登場
ミヨキチ不登場
佐々木不登場
橘京子不登場

SS

 

「時をかける少女、ってあるじゃない」
 喫茶店で注文を終えた後、ハルヒが出し抜けにそう言った。
「そう言えば映画館に看板が出てたねっ。でもあれって、実写じゃなかったっけ?」
 鶴屋さんがそう言って、豪快にお冷やを飲む。
「今やってんのはリメイクのアニメね。あの看板見て、昔の実写版を思い出してさ。
 そしたら無性に大林宣彦の映画が見たくなっちゃって」
 みんなが話す間、長門(俺ボディ)は適当に相づちを打っていた。俺(長門ボディ)は黙して語らず。長門が映画の話をするとは思えない。
「大変だったのよー。どこ行っても無くって。古泉君に会えて良かったわ」
 例によって古泉が『知り合いの経営するレンタルビデオ屋』を紹介し、そこでハルヒはごっそりビデオを借りていったのだとか。
 ……『機関』の連中、ハルヒ専用のビデオ屋まで用意してるんだろうか。
「んでさ、昨日はとりあえず『転校生』を見たのよ」
「えっと、どんな作品なんですか?」
 朝比奈さんの問いかけに、ハルヒが答えた。
「変な話よ。男の子と女の子がね、階段から落ちたはずみに、体が入れ替わんの」

 

 要するに、俺と長門の身に起こったことは、ハルヒが原因というわけだ。
 映画の内容に影響されて、知らず知らずのうちに現実を変えてしまったハルヒ。
 それさえわかれば十分だ。既に俺には、現状を打破するアイデアもある。
 ……今の俺には、もっと差し迫った問題があった。

 

 くううぅう、と腹が鳴る。
 何か目の前がくらくらするんだが、踏ん張れ俺。いつもの長門フェイス維持だ。
 あ。隣の席の子供が珍しそうに見てる。
 なにせ朝飯抜きである。俺、というか長門胃の空腹は、既に臨界を越えていた。
 いつもこの空腹に耐えているのか。感心するぞ長門。
 そして俺たちの前に、待望の昼メシが到着したのだった。

 


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Last-modified: 2012-06-17 (日) 03:01:21 (2711d)